【MWC 2013 Vol.51】SK TelecomのQoS可能なRadio Access Network
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
モバイルアプリケーションのトラフィックはどの国のキャリアでも問題になっている。アプリケーションのロジックによって、セッション数やパケットの消費が激しいものがあったり、単純にユーザー数の増加による問題も起きている。この対策としても可能性のある展示だ。
一般的なモバイルネットワークは、通信事業者が持つコアネットワークに、各基地局が構成するRAN(Radio Access Network)をつなげることで実現される。このレベルでトラフィック制御やQoSを行う場合は、災害時や輻輳時に行うものとなる。しかし、Service-Aware RANでは、コアネットワークの間にクラウドDUと呼ばれるサービスアプリケーションのためのネットワークを構築し、アプリケーションプロバイダーレベルでRANのトラフィック制御を可能にする。クラウドDUのAPIは公開されるため、アプリケーションプロバイダーや開発者は、トラフィック制御やインテリジェントなアプリとのコネクションを可能にする。
つまり、アプリベンダーやプロバイダーは、モバイルアプリのサービスについてインテリジェントなコネクションの確率や、トラフィックに対して一定のQoSが行えるようになる。
SK Telecomでは、早ければ年末、遅くとも来年の第2四半期までに、韓国国内のLTEサービスでService-Aware RANを実用化したいとしている。
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