2日に行われたAKB48の公演中に、夢だったアニメ声優への道に進むため6日の公演をもって卒業することを発表した仲谷。その後に更新したブログでも、声優オーディションを受けるためにAKB48だけでなく現在所属している事務所も辞めてゼロからスタートすることを明かしていた。
発表からわずか4日後という急な日程で卒業することに、「握手会が心残り。皆さんとお話ししたかったな」と、これまで応援してくれたファンに直接報告できなかった残念な気持ちを吐露したが、それでも「もし声優になって、イベントとかで握手する機会があったら皆さん来て下さいますか? そうなれるように頑張るね!!! 更に燃えて来た」と、新天地でのさらなる活躍を誓った。
仲谷は2007年4月、3期生として渡辺麻友や柏木由紀らとともに公演デビュー。中学校の同級生だった前田敦子の影響でAKB48に加入するも、当初はシングル選抜総選挙では圏外が続くなど辛酸をなめたが、そうした経験や葛藤を赤裸々につづった自叙伝「非選抜アイドル」を上梓して話題に。また、岩崎夏海氏のヒット作「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のオーディオブックでのナレーションや、昨年放送されたアニメ「AKB0048」で声優を務めるなど、音楽活動以外の分野でも活躍した。