「ヤンキーっぽさも増し、かわいくなったやん」……つんく、卒業するモー娘。田中れいなの思い出 | RBB TODAY

「ヤンキーっぽさも増し、かわいくなったやん」……つんく、卒業するモー娘。田中れいなの思い出

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 音楽プロデューサーのつんくが、アイドルグループ・モーニング娘。を5月に卒業予定のメンバー・田中れいなへの思いを、自身の公式ブログにつづっている。

 13日に更新したブログで、4月17日にリリースするモー娘。の53枚目となる両A面シングル「ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない」のセルフライナーノーツとして、同シングル曲およびカップリング曲に込めた思いや聴きどころなどについて解説したつんく。その中で、今回のシングルで感じた各メンバーの成長ぶりについてもつづり、田中についても言及した。

 「しかし、田中も良くここまで『れいな』を突っ張り通したなって思います。ある種、感心です」と、約10年に渡って同グループで独特の存在感を発揮しながら活動してきた田中の姿勢を讃えたつんく。田中は、2003年1月に加入する以前の2001年に受けたオーディションで、最終審査まで進むも対象年齢に達していないことが発覚して不合格となっていたことはファンの間では知られているが、つんくはその当時の田中の様子についても言及。「年齢に達していなかったので、合格には出来なかったけど、翌年6期オーディションに再び受けに来た時、『たった一年やけど、されど一年。不細工になってたり、性格がヒネてたり、大きく変わってたらヤダな』って思ってたんですが、あれから1年たったれいなは良かった部分をさらにデフォルメして登場しました」と振り返り、「『お、ヤンキーっぽさも増し、かわいくなったやん』って思いました」と、当時の印象をつづった。

 「そういう意味では、良い部分も悪い部分も今とまんま一緒で、あの年齢ですでに『田中れいな』は出来上がっていました」と、つんく。「あれから10年2か月。どんどん田中れいながデフォルメされ、強調されていきましたが、メインの部分はぶれる事なく、ここまで来ましたね。ある種モーニング娘。のとっぽい部分をずっと担って来てくれたわけです」と、古参メンバーのこれまでの活動を労う。

 ファンの知る“とっぽい”一面のほかに、音楽プロデューサーのつんくが知る“本音”の「田中れいな」。今回のシングルにカップリング曲として収録される田中のソロナンバー「Rockの定義」は、そんな「田中れいな」の集大成だとつんくは語る。「『田中れいな』の本音と建て前を曲にしてみた感じです。ライブでも盛り上がるでしょう。是非楽しみにしててくださいね!」と、アピールしてブログを結んでいる。

 田中は昨年11月に、モーニング娘。の卒業とともに、卒業後は自身を中心に結成したガールズバンドをメインに活動することを発表。5月21日の日本武道館公演を最後に卒業する予定としている。

《花》

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