業界別フレッシャーズの家賃ランキング……高い業界、安い業界
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2013年春より新社会人として首都圏に就業予定の短・大学生、大学院生を対象に、「一人暮らしの家賃」、「住まい選びの決め手」、「通勤時間」をランキングにした。
平均家賃を業界別でランキングにしたところ、全14業界中、トップとなったのは「商社」で平均家賃は7万6875円。2位「金融(7万5625円)」、3位「医療・福祉(6万7077円)」と続いた。いっぽう最下位となったのは、「インターネット関連(4万9400円)」。1位「商社」とは約2万7000円の差だ。全体での平均は6万4501円だった。今回の回答者の中での最高金額は、20万円(女性/医療・福祉)だった。
現在の住まいを選んだ決め手の1位は「通勤時間」。回答者の64%が選択し、2位以下に大幅な差をつけた。2位には「間取り・部屋数」、3位には「最寄駅までの通勤時間」がランクイン。男女別では、「敷金・礼金などの一時的な費用」が男性では3位、女性では8位、また「防犯・セキュリティ面」が女性では5位、男性ではトップ10圏外となるなど、男女の違いが出るランキングだ。
職場までの通勤時間を業界別でランキングにしたところ、1位は「医療・福祉」となった。要因として、「医療・福祉」関係者は緊急時の対応が必要となる場合があることから、職場の近くに住む方が多いことが考えられる。2位には「メーカー」、3位には「建設・不動産」が続き、上位3位の通勤時間は平均30分以内となった。
業界別平均家賃ランキング
1位:商社(7万6875円)
2位:金融(7万5625円)
3位:医療・福祉(6万7077円)
12位:メーカー(5万9804円)
13位:運輸(5万8000円)
14位:インターネット関連(4万9400円)
住まい選びの決め手ランキング
1位:通勤時間(64%)
2位:間取り・部屋数(39%)
3位:最寄駅までの徒歩時間(36%)
10位:周辺環境(公園、自然環境)(5%)
10位:築年数や外観デザイン(5%)
10位:内装、インテリア(5%)
13位:物件のある沿線や地域自体の魅力(4%)
複数選択
業界別平均通勤時間ランキング
1位:医療・福祉(20分)
2位:メーカー(27分)
3位:建設・不動産(29分)
12位:情報・IT(38分)
13位:商社(42分)
14位:運輸(48分)
調査概要
調査期間:2013年3月6~10日
調査手法:インターネット調査
調査対象:2013年4月から新社会人として一人暮らしをしながら首都圏(一都三県)で働く予定の短・大学生、大学院生257名(男性129名、女性128名)
業界:一定サンプル数を下回った業界は対象外とする。
《高木啓》
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