中堅中小企業、積極的なIT支出が増加傾向……アベノミクスで明るい兆し
エンタープライズ
企業
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ほぼ前年並みで堅調に推移した2月のパソコン国内出荷実績……JEITA調べ
-
50代経営者・役員に聞く、“自分時間”の重要性……1人で飲みたいお酒は「ウイスキー」

これによると、2013年度(会計年)のIT支出予算について、前年度から「増加する」(前年度比103%以上)と回答した中堅中小企業(従業員規模:999人以下)の割合は39.7%。「減少する」(前年度比97%未満)と回答した企業の割合(17.1%)を大幅に上回った。12月に成立した新政権による経済政策(アベノミクス)の効果によって、円安、株式市場の好況など国内経済の明るい兆しが見えていることが誘因と見られる。
中堅中小企業におけるIT支出重点項目では、2012年度において「情報漏洩対策」といったセキュリティ関連の項目の他、これまで凍結されていたシステム案件を再開した企業が増加。「社内情報共有」「社内ネットワーク強化、高度化」「基幹系/勘定系システム刷新、改修」の優先度が高くなった。2013年度は、「ID/アクセス管理強化」「脅威管理強化」などの優先度も上がっている他、「ビジネス継続性/災害対策」「ERPなどバックオフィス系システムの導入、刷新」の優先度も2012年度から上がっている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/