【13-14AWパリコレクション】テーラリングに無限の可能性、「コムデギャルソン」
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千鳥格子やストライプ、ベルベットなどメンズのスーツに使われる柄のポリエステル生地を使ったジャケットとパンツのスタイルがメイン。同じ生地をレーザーカットしたリボンで作ったコサージュやフリル、中綿を入れてチューブ状にしたパーツなどで装飾されている。これらのパーツの土台部分は、ベースになっているジャケットやパンツのパターンと一体化され、テーラリングのパターンを発展させたデザイン。過剰なボリューム感が新しいバランスとなって提示されている。
アイテム自体にも独自のフォルムを求め、ジャケットの袖やスカートを大きくふくらませたり、大きなウエストサイズのパンツをステッチで無理やり体に合わせるように仕立てたりといったデザインが登場。また、シャツにはペイズリー柄のジャカードなどクラシックな表情の生地を使い、大きな襟やボタンを上まで留めたスタイリングでメンズライクな首元を演出している。
黒と赤のクラシックなレースを使ったルックに続いて登場した、最後のカラフルな5体は、アウトサイダーアーティストのダニエル・マイケルの作品を生地にプリントしたもの。無限に繰り返されるような細かい幾何学模様やにじんだ花柄がコレクションに彩りを添えた。
《編集部》
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