スタンリー・キューブリック、幻の劇場映画デビュー作! 日本で5月3日より公開
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本作はわずかなキャスト&スタッフ、低予算で製作されたが、公開時は批評家などからは好評だった。しかし、本作の最大の不運は監督自身に忌嫌われてしまったことである。完璧主義者として知られるキューブリック監督は本作を「アマチュアの仕事」と、プリントをすべて買占め封印してしまったのだ。
本作はキューブリックファンの間では「幻の作品」だったが、昨年2012年3月にニューヨークのリンカーン・センターにて行われた特集上映の中の一プログラムとして上映され、大きな話題となった。2013年現在、残されたプリントはわずか一本で、現在ニューヨーク・ロチェスターのコダック・アーカイヴに保管されている。
巨匠スタンリー・キューブリックその後のキューブリック作品をひも解く上で、実に重要な作品が今回、日本で5月3日(祝・金)よりオーディトリウム渋谷ほか全国公開となる。ぜひこの機会に注目してみては?
『恐怖と欲望』は2013年5月3日(祝・金)よりオーディトリウム渋谷ほか全国にて公開。
《text:Miwa Ogata》
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