【トレンド】「宇治抹茶ラテ」ドリンク ローソンMACHI cafe
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コンビニエンスストアのコーヒーサービスで、“フレーバーメニュー”を提供しているのは、ローソンのMACHI cafeだけだ。
「宇治抹茶ラテ」には、京都にある辻利一本店の宇治抹茶を使用し、おいしさや成分を残す特別な加熱方法で製造した牛乳で仕上げた。宇治抹茶の苦味やコクに牛乳の自然な味わいを合わせた春夏限定のメニューだ。
ローソンによると、女性客には牛乳を使った「ラテメニュー」が人気で、『カフェラテ』、『アイスカフェラテ』も支持が高いという。
ローソンのMACHI cafeは2011年1月より導入を開始し、2013年3月末時点で約3000店舗で展開している。「コーヒー豆や牛乳などの原料と、抽出するコーヒーマシンの性能にこだわり、高品質なコーヒーを手頃な価格で楽しめる」(ローソン関係者)ことから、リピート率約40%と好評だ。今後は2014年2月頃までに、累計で5000店舗に拡大して行く予定。
ローソンのMACHI cafeはでは4月2日よりコーヒー豆をリニューアルした。コーヒー生産の単一農園として世界最大規模を誇るブラジルの「イパネマ農園」との取り組みにより、農園指定の高品質なコーヒー豆を50%使用している。イパネマ農園では、高度で繊細な技術を要する「パルプドナチュラル製法」の豆をブレンドしている。
パルプドナチュラル製法とは、コーヒーの実の果肉を取り除き、「ミューシレージ」と呼ばれる、甘みのある「ぬめり」を残した状態でコーヒー豆を乾燥させる製法。フルーティな甘みと香りに加え、コクのあるコーヒーに仕上がるという。イパネマ農園では、コーヒー豆の40%にパルプドナチュラル製法を取り入れている。
ローソンのMACHI cafeでは、イパネマ農園から届いたコーヒー豆を含めた5種類の豆をブレンドし、「フルーティな甘みとコクをお楽しみいただけます」(ローソン関係者)。ローソンによる味覚評価では、香り、甘み、酸味、コク、苦味、後口の6項目すべてにおいて、従来のブレンドを上回る評価を得たという。
《高木啓》
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