大泉洋、エッセイ本が週間売り上げで村上春樹超え! | RBB TODAY

大泉洋、エッセイ本が週間売り上げで村上春樹超え!

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「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」出版イベントに出席した大泉洋
「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」出版イベントに出席した大泉洋 全 7 枚
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大泉洋のエッセイ集「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」(メディアファクトリー刊)の出版を記念して4月29日(月・祝)、都内書店でトーク・イベントが開催。大泉さんは作家風の和装で登場しファンを沸かせた。

1997年からの3つの雑誌などでの連載、さらにこの16年をふり返っての書き下ろしエッセイを収録。大泉さんの名を知らしめた伝説的バラエティ番組「水曜どうでしょう」への思いなどが語られている。

この日の大泉さんは衣裳のみならず佇まい、口調もなぜか昭和の文豪風。ファンの大歓声に気をよくしたのか、「“ペンは剣よりも強し”と言いますが、私の筆の力で世の中を変えていきましょう!」と力強く呼びかけた。

同書は予約や書店からのリクエストも多く、発売前から芸能人のエッセイとしては異例とも言える重版が掛けられ、「リブロ池袋本店」では書籍の週間ランキングで1位を記録。瞬間的にとはいえ、あの村上春樹の新作をも上回ったことがアナウンスされると、客席からは「先生!」コールが沸き起こる。「ハルキくんとはデビューの頃からしのぎを削った」、「ハルキくんとは以前から共に頑張ろうと話をしていた…気がします」など、ノーベル賞候補とも言われる世界の村上春樹を“ハルキくん”呼ばわりで笑いを誘った。

連載開始当初は地元・北海道で徐々に人気が出始めた24歳の大学生で、アルバイト情報誌での800字のページということもあり「人に読まれるという意識がなかった」とのこと。それ故「40歳になったいまでは到底、人に見せられないようなすごいこと、有名人の悪口とかも書いてたので、それは削ってあります(苦笑)」と恐縮した様子で若気の至りを告白。

それでいて、ファンから「次に挑戦したいことは?」と尋ねられると、大物作家の口調で「次は官能小説でみなさんのご機嫌を伺いたい。役所広司くんのような人が不倫をして、最後は『ずっと繋がっていたい…』みたいなことを言って…」とまさに役所さん主演で映画化もされた「失楽園」(渡辺淳一著)をネタにし、会場を笑いに包んだ。

この日は、24歳当時の大泉さんの等身大パネルが登場したが、16年前の自身の姿に大笑い。「明らかにまだスタイリストもついていないし、この私物のスーツも覚えています!」と若かりし頃の自らと照れくさそうに肩を並べていた。

また同書は表紙のイラストを、大泉さんが昔から大ファンだという漫画家・あだち充が担当。締め切りに追われた大泉さんが思案顔で机に向かう姿が描かれているが、あだちさんが自著以外の本の表紙を担当するのは初めてのことで、人物を後ろ姿でなく正面から描くというのも稀なことだという。「小学校の頃、授業中に『タッチ』を回し読みした」という大泉さんは感激の面持ち。あまりにそっくりな似顔絵に「もうちょっとイケメンに描いていただいてもよかったんですが。(『タッチ』の)たっちゃんか須見工の新田で良かったのに…」とケチをつけつつも、「うちの娘が、(イラストを)パッと見た瞬間に『パパ!』って言ったんですよ」と満面の笑みを浮かべていた。

「大泉エッセイ 僕が綴った16年」は発売中。

大泉洋、エッセイ本が週間売り上げで村上春樹超え! 次は官能小説に挑戦?

《text:cinemacafe.net》

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