モバイルクーポンによる購入・申込への影響度……「なかったので買わなかった」5割以上
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この調査は、クーポンがあることの購入への影響度や、クーポンを知る場面、利用店舗などを調べたもの。それによると、クーポンがあることで商品の購入やサービスの申込にどれくらい影響するかを聞いたところ、新規購入・申込時では「とても影響する」が32.8%、「やや影響する」が52.8%で、合わせて85.6%が「影響する」と回答した。継続購入・申込時の影響度については「とても影響する」が31.0%、「やや影響する」が54.6%となり、こちらも合わせて85.6%が影響すると回答している。
クーポンの情報を知る場は、「PCサイト」(フィーチャーフォン利用者:70.8%、スマートフォン利用者:67.6%)がトップ。2位以下は、所有デバイスでの違いが出ており、フィーチャーフォン利用者は「折込チラシ」(51.6%)、「フリーペーパー」(46.8%)だったのに対し、スマートフォン利用者は、「スマートフォンサイト」(56.0%)、「スマートフォンアプリ」(51.2%)となっている。
また、もっとも利用頻度の高いクーポンの取得元は、フィーチャーフォン利用者で「PCサイト」30.0%、「折込チラシ」20.0%、「モバイルサイト」11.2%など。スマートフォン利用者で「スマートフォンアプリ」24.4%、「スマートフォンサイト」23.2%、「PCサイト」15.2%と続いた。スマートフォンを利用することでクーポン情報を知る機会・利用する機会が増えていると言えるだろう。
なお、「店舗でクーポンを利用しようとしたが、利用しなかった(できなかった)」と回答したユーザーを対象に、クーポンが利用できなかったことにより、商品・サービスの購入・申込をしなかった経験について聞いたところ、フィーチャーフォン利用者の52.9%、スマートフォン利用者の56.4%が「購入・申込をしなかったことがある」と回答している。
《冨岡晶》
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