「恋する日本語」は、「玉響(たまゆら)」「那由多(なゆた)」など、耳にしたことはあるけれど、はっきりとは意味を知らない日本語の忘れかけた響きや深い意味にスポットをあててショートラブストーリーで表現した短編小説集。その世界を、吉瀬による朗読と、「世界の車窓から」(テレビ朝日系)テーマ曲などで知られる人気チェリスト・溝口肇が演奏する優雅で上品な音色で表現したのが今作だ。大ヒット曲から懐かしい洋楽のスタンダード曲、および溝口が同作のために書き下ろした楽曲を含む全20曲が収録されている。現在、YouTubeで試聴用の動画が公開中だ。
また、5月30日には同作と同じコンセプトによる舞台「恋する日本語」も開催決定。吉瀬の朗読と溝口のチェロ演奏を生で堪能できる一夜限りの貴重な機会となっている。