ツートップ戦略とネットワーク強化で反撃なるか?……ドコモ夏モデル発表
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発表会のプレゼンテーションの中で、同社 代表取締役社長の加藤氏が特に力を入れて語ったのが、新商品における「ツートップ」と、「ネットワーク」の強化について。
■主力2機種で勝負!「ツートップ」戦略
新商品ではまず、夏モデル11機種について説明。今夏のラインアップは、すべてクアッドコアCPU、2000mAh以上の大容量バッテリーを搭載し、受信時最大100MbpsのXi(2GHz、1.5GHz、800MHzのトライバンド)に対応。らくらくスマートフォン2を除く10機種についてはNFC、NOTTVにも対応する。加藤社長はこの中でも特に「GALAXY S4 SC-04E」「Xperia A(エース) SO-04E」の2機種について、「この夏自信をもってお薦めする、ドコモの顔ともいえる2機種」、「2013夏モデルのツートップだ」と強調し、重点的にアピールしていくと宣言した。
「GALAXY S4」は、世界初、約5インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載し、バッテリー容量は2600mAhと大型化。さらに1.9GHzのクアッドコアCPU、2GBのRAMを搭載したハイスペックモデルとなっているが、薄さは8mm、重さも134gに抑えられ、電池パックが取り外せる点も継承している。加藤社長は、静止画撮影時に音声も記録できる「サウンド&ショット」や、写真の背景の無関係の人物などを簡単に消すことができる「消しゴムモード」なども紹介し、「わくわくする機能が満載」であるとした。
「ツートップ」のもう1機種、「Xperia A」は、好評を博した前モデル「Xperia Z」の思想を継承しつつ、持ちやすいサイズとフォルムを実現。カラーバリエーションも4色用意された。ディスプレイは約4.6インチのHD/TFT液晶、バッテリーは2300mAh、1.5GHzCPUに2GBのRAMを搭載している。さらに、防水/防塵、NFC、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、NOTTVなど便利機能に対応。本体側面に設けられた専用のカメラボタンを長押しすれば、スリープモードからでも即撮影が開始できるクイック起動&撮影機能も搭載された。
この2機種については、「ツートップ」としてフラッグシップ宣言をしただけでなく、販促費に厚みを持たせることで特別価格を実現するほか、特別に割引施策も実施するとした。「Xperia Aの場合、実質価格が5000円になる」(加藤社長)場合もあるという。「Xperia A」は16日予約開始で、翌17日には発売。「GALAXY S4」は16日予約開始で、23日の発売予定。
《白石 雄太》
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