シャープ、大幅に省電力化した緊急警報放送受信モジュールを開発
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緊急警報放送は、地震など大規模災害が発生した場合に、放送局が地域住民の生命・財産を保護する目的で臨時に行う放送。この放送を受信するには、家電機器などの電源が入っているか、または待機状態であることが必要で、消費電力が高くなることが課題とされていた。
今回発売される新モジュールは、「ワンセグ放送受信方式」を採用することで、待機時の消費電力を大幅に低減させたという。テレビに搭載した場合、従来のフルセグ(地上デジタルテレビ)放送受信方式に比べ、チューナの消費電力が約50分の1に大幅向上する見込みだ。
ワンセグチューナとマイコンをワンパッケージ化することで、家電機器などへの組み込みも容易となっている。「DU6J9ZP0145」は、加速度センサも搭載しており、緊急警報放送の受信に加え、テレビが地震などで転倒した場合に自動的に電源を切ることも可能。
《冨岡晶》
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