「アベノミクス」ビジネスパーソンの8割が「理解」、一方消費意欲「高まった」は4割に留まる……ユーキャン調べ
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まず、ビジネスパーソンが「アベノミクス」の概要についてどの程度理解しているかを聞いてみたところ、全体の83.6%が理解していた。「理解」の内訳としては、「詳しく理解していた(7.9%)」、「詳しくはないが理解していた(34.7%)」、「なんとなく理解していた(41.0%)」となり、理解している人の半数近くが「なんとなく」の理解に留まっている。
「アベノミクス効果」で今後日本の景気は回復に向かっていくかの質問に対しては、全体で74.0%が「景気に前向きな予測」と回答(「回復に向かっていくと思う=13.0%」「少し回復に向かって行くと思う=61.0%」)。多くのビジネスパーソンが「アベノミクス効果」に対して好意的な捉え方をしていることがわかった。ただ、「回復に向かって行くと思う」のみで比較してみたところ、男性=17.6%、女性=8.5%となり、男性の方がより「回復に向かって行く」という見方が強い様子がうかがえる。年代別で見てみると、20代=78.7%、30代=71.1%、40代=71.9%となり、特に20代で「回復に向かって行く」との見方が強いようだ。
一方で消費意欲についての質問では、「アベノミクス効果」による景気回復で消費意欲が高まると思うかとの問いに対し、「高まる」の意見は41.3%と約4割に留まった。ただここでも年代別で20代が47%が「高まる」と回答しており、相対的に高い数値となった。
ビジネスパースンにとって「アベノミクス」は好意的に捉えられていること、とくに20代といった若年層で強く支持されている様子がうかがわれる。
《関口賢》
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