コイン女子と趣味誌編集長が語る……コイン趣味入門[インタビュー]
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■編集長:安斉裕司さん……『CURIOマガジン』編集長を4年務める。「毎号の特集で新しいアイテムを紹介しています。雑誌のなかから新しいコレクションアイテムを見つけてほしい」と語る。
■コイン女子:中田怜子さん……コインコレクターであり、コイン情報サイト『コイン屋敷NEO!!』の管理人。コインショップでの勤務経験を活かし、blogやtwitterなどでさまざまな情報を発信している。
--- まず『CURIOマガジン』で、いままで評判のよかった企画を教えてください。
編集長:最近では「南部鉄」や「漆器」を紹介した岩手の特集が当たりました。「特集ドイツ」も好評でしたね。ドイツのレアなアイテムやカメラ、ガラス工芸などを紹介しました。この仕事をしていておもしろいアイテムに出会えるのが楽しいです。
--- 「いまコインが熱い」そうですが、どのようなコインが熱い?
コイン女子:いまは「外国コイン」のブームです。イベントでは、年配の方に混ざって、20代後半の男性のお客さんも目立つようになりました。おそらく投資本が出たのをきっかけに増えたのでしょうけど、初めは投資目的だったのに、そのうちの何割かの人は投資とは関係なくコインの魅力にはまってコレクターになっています。まだ女性のコレクターは少ないです。
--- 中田さん、コインを集め始めたきっかけを教えてください。
コイン女子:学校を卒業して勤めたのが、たまたま古銭商だったんです。集める気はありませんでした。初めはコインの知識もなく、ただお客さんに対して販売しているだけでした。でも自分が扱う商品なので、少しずつ調べていったんです。
--- 商材が、いつのまにかコレクションの対象に?
コイン女子:初めは明治時代の日本の紙幣に興味を持って、集め始めました。でも飽きてしまって、ほかの何かを集めたくなったんです。そんなとき、ある海外コインコレクターにコレクションを見せてもらったら、とても美しくて。さらにそのころコイン投資本が出版されて、世間でコインが話題になりました。それで私も海外コインを集めよう、と。紙幣は紙なので取り扱いや保管が難しいですけど、コインは金属なので比較的ラクでした(笑)。
《佐藤隆博》
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