高校・大学、家計負担の大きい学費……“学費・養育費”の実態、主婦500人が回答
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
それによると、まず「(子供が高校在学時に)家計負担が大きかったものは?」と質問したところ、29.4%の主婦が「学費」と回答し1位となった。さらに「大学進学したときの家計負担」について質問すると、4割以上の主婦が「かなり大きかった」と回答。「大きかった」「そこそこ影響はあった」を加えると9割近くにも達した。ちなみに、私立文系では学費負担は360万8,956円になるという(文部科学省「2011年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額調査」私立大昼間部の平均額)。
そこで注目されるのが、教育費の資金として積み立てることができる「学資保険」だ。学資保険加入者に対して「学資保険への満足度」を尋ねると、「本当に加入してよかった」が39.5%、「加入してよかった」が51.4%となり、9割以上の主婦が学資保険について満足している結果となっている。継続的に積み立てることで、まとまった進学費用が戻ってくる学資保険は、子供を抱える親にとって強い味方といえそうだ。
また「学資保険商品を選定した基準」を質問したところ、半数以上の主婦が「返礼率」と回答。返戻率(へんれいりつ)とは、生命保険等の保険契約を途中解約した場合や、満期を迎えた場合の満期保険金を受け取る金額が、これまでに支払った保険料に対して何%あるのかを示すものだ。やはりお金を積み立てていく以上、その利回りは選定に係わる大きな要素となっている。
同じくネオマーケティングが6月24日~7月11日に大手保険会社16社を対象に実施した、「学資保険商品とその返礼率」に関する調査によると、月払・払込期間18年の設定では、『ニッセイ学資保険・こども祝金なし型』の返戻率が114.03%で最高となっている(基本検索条件:契約者男性=30歳、被保険者=0歳、満期=18歳、払込期間=18年、払込方法=月払が基本だが、満期・払込期間は商品によりバラツキあり)。なお、1位以下は富国生命『こども保険みらいのつばさ』111.48%、ソニー生命『学資保険スクエアII型』110.01%、明治安田生命『明治安田の学資のほけん』107.63%、アフラック『アフラックの夢みるこどもの学資保険』105.30%だった。
ニッセイ学資保険|日本生命保険相互会社: http://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/
《冨岡晶》
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