青森ねぶた祭、本日大賞発表!
エンタメ
その他
注目記事
-
瑞原明奈選手や伊達朱里紗選手がアクリルスタンドプレゼント(PR))
-
インテル、Ultrabookを搭載した“ハイパーねぶた”で「青森ねぶた祭り」に参加
-
今夜は「バルス祭」! 注目の呪文は23時20分すぎ……Twitter公式も「楽しんでほしい」

ねぶた祭は、旧暦の7月7日に行われた七夕の灯籠(とうろう)流しが起源と言われ、戦後は企業がねぶた運行の主体となるとともに、観光的側面も強くなり、ねぶたも巨大化していった。現在、大型ねぶたは台車(高さ約2m)も含めて幅9m・奥行き7m・高さ5mに規定されており、これを数十人で引きながら街をねり歩く。
かつてのねぶたは竹を曲げて作った骨組みに和紙を貼り、筆で絵を描いていた。それが昭和30年代に針金が用いられるようになると、指を1本ずつ作るなど複雑な造作のねぶたが登場、一段と芸術性と完成度を高めていった。1980年には国の重要無形民俗文化財に指定されている。
ねぶたは日本の歌舞伎や神話、歴史上の人物などを元に、毎年新しい題材で新調されている。そこには様々なストーリーが表現されており、一例を挙げれば今年のNTTグループが制作したねぶた、テーマは「景清の牢破り(かげきよのろうやぶり)」。源氏に捕らえられ平家が残した宝物のありかを聞き出すために拷問を受ける景清。しかし一向に口を割らない景清に、源氏方は妻と娘を牢屋の前に連れてきて責めた。これを見た景清は卑怯な手段に怒りを爆発させ、縄を引きちぎり、牢の格子を蹴破って大暴れしたという。ねぶたにはこの敗者の意地と不屈の精神、さらには我慢強く信念を貫く日本人の心が表現されているという。
こうした題材が描かれた平面の下絵を元に、ねぶた師が立体造形を想い描きながら針金で巧みに骨組みを作っていく。これに和紙を貼り、色鮮やかに彩色が施され、ねぶたが完成する。ねぶたの一体一体に様々な題材の意図が表現されており、ねぶた師個々の作風も加わることで、ねぶた鑑賞を一段と楽しいものにしてくれる。
最終日となる7日は昼間運行となるが、夜には入賞を果たした大型ねぶたの海上運行と花火大会が催される。
《木暮祐一》
特集
この記事の写真
/