ヤフー、次世代ICTインフラ「プレハブデータセンター」にバッテリー内蔵サーバ200台を採用
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「プレハブデータセンター」は、ヤフーが2011年9月より開始した実証実験プロジェクト。可搬型のプレハブを用いることで、サーバの償却周期(寿命)にあわせて、最小限のコストと設備で最新の技術に対応できるのが特長。また従来のデータセンターと比べて、建設費用を約6割削減し、データセンター内のエネルギー効率を改善させている。
「PRIMERGY RX200 S7」は、無停電電源装置(UPS)や発電機をなくすなど、従来データセンターへの要件を緩和する一方、瞬停対策としてバッテリーを内蔵し、さらに、高温環境での稼働が可能なサーバという観点から選定されたとのこと。
「プレハブデータセンター」は、年間で平均1.044のPUE値を達成している。ヤフーは、今後、大規模災害への対策や俊敏性が高い分散化されたデータセンターの重要性が高まることを見据えて、さらにPUE値を下げるなど、「プレハブデータセンター」をより進化させていく計画だ。
《冨岡晶》
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