フジテレビが俳優の藤岡弘、に謝罪……誤った表現、過剰な演出を認める
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事案は藤岡が7月3日に放送されたバラエティ番組「ドラゴンレイディ」に出演した際に起こったものだという。番組で藤岡のことを「『自称、現代の侍と豪語する藤岡弘、』という表現でご紹介致しましたが、藤岡氏が自分自身のことをそのように称された事実はなく、誤った表現でした」（謝罪文より）としている。
また、謝罪文では「藤岡氏は、珈琲に対して武道と同じく『道』として、いわば珈琲道として向き合われていますが、そのような藤岡氏の珈琲に対する想いを反映せず、番組側の誤った表現により、趣旨や味に対し視聴者に誤解を与える内容を放送致しました」とした。
このほか、番組内で「藤岡弘、は、コーヒー１杯を淹れるのに30分、車移動込みだと合計2時間かかった」という内容を放送したが、ロケ場所は番組スタッフが探して撮影したもので、藤岡自身が指定した訳ではなかったとし、「長くかかった様に思えるオーバーな表現となっていました」（謝罪文）というように、演出に過剰な部分があったことを認めている。
これらのことを受け、「藤岡弘、氏および関係者の皆様、並びに視聴者の皆様に対し、訂正致しますとともに、事実とは異なる不快な表現があったことに関して謹んでお詫び致します」と謝罪。「今後このような事が起きないよう、撮影・編集・放送内容の確認を徹底して参ります」としている。
謝罪を受けて、藤岡弘、側も23日にオフィシャルブログで謝罪の件を報告。「番組をご覧いただいた皆様には特にご心配・ご不快な思いをさせてしまったかと存じます。私共スタッフ一同もこの放送の内容に大変心を痛めておりました」とファンに報告した。
《関口賢》
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