吉本芸人を題材にしたBL同人誌……オタクから猛反発を受けて謝罪
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吉本興業が提供するニコニコ動画内のコンテンツ「よしよし動画」から配信されている生放送番組「ざわざわレボリューション」では、同人即売会で同人誌を売るという企画が発足。出演者や番組視聴者から意見を募った結果、同人誌の内容は、“吉本芸人を題材としたボーイズラブ(男性同士の恋愛)(以下、BL)”に決まった。
しかし、吉本興業の社員や“ネタ”となる芸人たちに許可を得ているにも関わらず、いわゆる“腐女子”と呼ばれるBL愛好家たちが企画に猛反発。同人即売会で売られている同人誌の中には著作・肖像権的にグレーな作品が多く、「同人誌への理解がない芸人ファンやメディアに騒がれると、同人誌という媒体が危険に晒されるかもしれない」というのが彼女たちの主張だ。
これを受け、番組出演者の1人・芸人の岡田直子のブログに関係者一同による謝罪文が掲載。参加申し込みの際に即売会のルールはかなり調べたが、“暗黙のルール”については勉強不足だったと弁解している。また、心配されるようなカメラ撮影の予定はそもそもなかったこと、「同人即売会を潰そう」という思いはなかったことを説明。関係者やイベント参加者に謝罪するとともに、騒動を受け、「SUPER COMIC CITY 関西19」への参加は辞退すると発表した。
ネット上では、「過剰反応」「オタクが世間に晒されるなんて今更な心配だろう」と“腐女子”側を責める声が上がっているが、中には「住み分けは大事」「注目されたくない気持ちはわかる」「ひっそり楽しんでるところに芸能人が一般層引き連れてやってきたらそりゃ嫌だよな」と同意する意見もある。
BL愛好家たちの間には様々な“暗黙のルール”があり、以前にもタレントの吉木りさが日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演した際に、ダウンタウンの2人を題材にしたBL漫画が存在することや、自身も2人の恋愛を妄想して楽しんでいるなどと本人に明かしたところ、吉木に対してネット上では「本人に言うなんて完璧なルール違反だ」などと大バッシングが起きている。
《RBB TODAY》
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