国内ビッグデータサービス市場、2017年まで年間平均成長率37.5%で拡大
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今後については、2012年から2017年にかけて年間平均成長率(CAGR:Compound Average Growth Rate)37.5%で拡大し、2013年は前年比41.9%増の293億3,000万円に拡大、最終的に2017年には1,015億6,000万円になると予測している。
また同時に実施されたユーザー需要動向調査では、企業の情報システム部門におけるビッグデータの認知度は74.8%であるものの、一般業務部門における認知度は33.5%と低く、すでにビッグデータを提供または利用していると回答した企業は9.8%にとどまったとしている。
なお「ビッグデータテクノロジー/サービス」についてIDCでは、「100TB(テラバイト)以上の規模で収集されるデータを有していること」または「音声、映像、金融取引情報、センサーなどのハイスピードストリーミングデータを利用していること」または「年率60%以上の成長率で生成されるデータであること」のいずれかを条件としたデータソースを利用し、スケーラブルなインフラストラクチャーで解析するデータをビッグデータと定義している。市場規模については、ビッグデータテクノロジーに利用されるサーバ、ストレージ、ネットワークなどで構成されるインフラストラクチャー市場、ソフトウェア市場、サービス市場の各分野を分析したとのこと。
《冨岡晶》
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