「東京で明日を見つける」ロゲ会長…2020年オリンピック
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最初の投票で東京は1位になるが得票数が過半数に届かず、得票数が同じだったマドリッドとイスタンブールとの間で投票、その結果、東京都イスタンブールとの間で決選投票となった。最終投票で東京は60票、イスタンブールは36票だった。
10日に12年の任期を終えて退任が予定されている、IOCのジャック・ロゲ会長は「東京は、当初より技術面が有利だったが、イスタンブールとマドリッドとの競争は楽ではなかったはずだ」と語る。
「3都市とも2020年大会を開催することができたが、最終的にIOC委員の共感を最も多く得られたのが東京だった。オリンピックの価値を高め、同時に次の世代にスポーツの意義を伝えるためのイベントとして、よく計画され安全なオリンピックを開催する。そういう“明日を見つける”招待だった」
JOCの竹田恒和会長は、記者会見で対抗都市の健闘を称えたうえで、東京が選定された理由を“オールジャパン”体制にあった、という。「首相、都知事、財界、スポーツ界、そして日本人みんなが協力した結果だ」。
第1回投票
東京:42票
イスタンブール:26票
マドリッド:26票
第1回投票同点候補での再投票
イスタンブール:49票
マドリッド:45票
決選投票
東京:60
イスタンブール:36
《高木啓》
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