20年後の自分をチェックして健康管理……SoftBank HealthCare
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これは、自分の顔写真を撮影し、アプリに記録されたデータや日々の運動量などから、20年後までの自分の顔がどうなるかをシミュレーションしてくれる機能。自分の10年後、20年後のシワの具合やたるみ具合を目の当たりにすれば、日々の健康管理の重要性や危機感を再認識するきっかけになりそうだ。
もちろんアプリの機能やサービスの内容はこれだけはない。詳細について、サービスの開発に携わったソフトバンク プロダクト・サービス本部 舘由里子氏に聞いた。
まず、機器構成は、Fitbit Flexというリストバンド型ワイヤレスデバイスと、スマートフォンアプリ(iPhone 4S以降、206SH対応)となる。Fitbit FlexはBluetoothを内蔵したセンサー付リストバンドで、装着している人の動き(歩数、ランニング、睡眠時の動き)を検知する。これらのデータはスマートフォンに送られログとしてクラウドサーバに蓄積されつつ、各種のグラフやレポート作成に利用される。レポートでは、歩数や消費カロリーの詳細データが確認できるが、独自のレーダーチャートによって健康状態を分析してくれる「カラダ分析」という機能もある。
Fitbit Flexが収集するデータは、歩数、移動距離、活動時間で、これらのデータを基に消費カロリーなどを計算する。現在の健康状態のグラフを出力したり、タイムマシンの画像シミュレーションには、事前に入力した年齢、体重、身長、性別などのデータも利用する。また、消費カロリーを計算するだけでなく、メニューや数値による摂取カロリーをスマートフォンから入力することもできる。基礎代謝などは年齢や性別から計算できるので、日々の摂取カロリーに対して、通勤・通学や日々の仕事ではどれくらいのカロリーを消費するのかということも調べられ、カロリーを制限したほうがよい、運動が足りない、といったこともわかるようになっている。摂取カロリーは、その場で入力できなくても、あとから調べて入力してもよい。
しかし、歩数や消費カロリーの計算やグラフ化なら、スマートフォン向けの万歩計アプリやランニングアプリでも似たような機能を持っている。ソフトバンクHealthCareでは、あえてFitbit Flexというリストバンド型のセンサーを分離させたことで、スマートフォンを身に着けていないときの運動も計測対象となり、より正確なデータ収集や、睡眠時の活動・睡眠サイクルまで計測できる。また、ランニング中などは専用のストラップやホルダーを体に装着する必要もなくなる。リストバンドならつけっぱなしでも違和感は少ない。
なおリストバンドだが、内蔵バッテリーは5日間ほど持つという。バッテリー残量はアプリからチェックできる。充電は、付属のUSBケーブルで行う。本体は防滴仕様だが、樹脂製のリストバンドに埋め込んで使うので、雨や汗を気にする必要はなさそうだ。
さらに、24時間365日のオペレータによる電話健康相談を受けられるというのも、このサービスの特徴だ。相談内容は、機器やサービスに直接関係なくても健康に関することならなんでもOKだそうだ。電話ではオペレータが対応するが、専門家も控えており質問内容によってはそのアドバイスも受けられる。アプリのログデータをもとに、どんな運動をしたらいいのか、など聞いてみるのもよいだろう。
このサービスがターゲットとしている利用者像と、モバイル通信キャリアとしてヘルスケアビジネスについてどのように考えているのかを聞いてみた。ターゲットについて舘氏は、「やはり日々の健康についての意識の高い30代から40代の人に使ってもらおうと思って開発しました。それに、測定や健康管理が続けられるように、リストバンド方式でセンサーと本体を分離するようにしたり、操作や手入力作業を極力減らよう工夫もしました。別売になりますが、リストバンドの色は5色選べるので、若い人にもぜひ使ってもらいたいです」と語ってくれた。
また、データの管理にクラウドを利用しているため、設定すれば知り合いなどと運動量のデータを共有するといったソーシャルな使い方も可能だ。ダイエットや運動量をお互い競いあってもよいし、トレーニングや健康管理のための運動量の監視や記録など実用的な用途も考えられる。
ソフトバンクとして、ヘルスケアビジネスについてどう考えているか、という質問には、「ヘルスケアプラットフォームの重要性は、今後もさらに増していくと思っています。そのとき、サービスやデバイスなどを一元管理できるプラットフォームにいちばん近いポジションにいるのは通信キャリアだと思っています」と答え、今後の展開については、「いまは歩数や運動量の計測ですが、今後は血圧計、体重計といった健康機器、さらには医療機器への応用も考えられます」とのことだ。
通話やメール以外の用途も広がるスマートフォンだが、健康管理や医療への本格的な展開も始まろうとしている。
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