ワンクリック詐欺アプリ、8月にGoogle Playで大量発生
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例年、8月や年末年始などの休暇期間には、サイバー犯罪の件数が増える傾向がある。今回の調査によると、この8月に公開されていた詐欺アプリは、少なくとも累計8,500回ダウンロードされており、実数では10,000回以上ダウンロードされていると見られている。なお1月から8月末までの期間に公開されたワンクリック詐欺アプリ数は、合計で約2,500個となっている。
8月に公開された詐欺アプリの大半は、翌朝にはストアから削除されているが、数日間残り、多くのダウンロード数を稼ぐものもあるとのこと。これらのワンクリック詐欺アプリを公開している詐欺師たちの97%が、同じグループに所属していると見られている。
最新型の亜種のうち、ダウンロード数は限られているものの、Google Playで生き残ったものは、さまざまなアダルト関連サイトへのリンクが仕込まれており、そのうち1つか2つが詐欺サイトにつながるものとなっていた。この詐欺アプリは、他の合法的なリンクのなかに悪質なリンクを紛れ込ませることで、セキュリティチェックに見つからないように偽装していた。
《冨岡晶》
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