孫の育児をサポートする「イクジイ」、過半数が車で外出 | RBB TODAY

孫の育児をサポートする「イクジイ」、過半数が車で外出

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 9月の第3月曜は「敬老の日」。育児に積極的に参加する男性について、「イクメン」という呼称が普及しているが、孫の育児を積極的に手伝う祖父のことを指して、「イクジイ」と呼ぶ造語も出てきている。

 シタシオンジャパンは12日、「祖父が孫の育児に参加することと車の運転」に対する意識調査の結果を発表した。調査期間が8月31日~9月2日で、「自動車免許を保有し、幼稚園・保育園の年中・年長、小学生1~3年生いずれかの孫がいる60代男性」250名、「幼稚園・保育園の年中・年長、小学生1~3年生いずれかの子どもがいる、60~70代の父親が健在の30~40代男女」250名、計500名から回答を得た。

 それによると、まず育児をサポートする「イクジイ」は87.6%だった。さらに、そのうちの52.7%は、車で行楽地やショッピングモールに出かけたり、徒歩や自転車で公園に行ったりと、孫といっしょにアクティブに遊んでいる「アクティブ・イクジイ」であることが判明した。

 一方で、子どもを預かってもらう親の側で、子どもを預けるときに「車では出かけないでほしい」と伝えるのは9.7%と少数。しかしその理由として、子どもを預ける親の約3人に1人は「運転が不安だから出かけないでほしいと言うのは、祖父が嫌がるから」という気遣いから、不安を伝えていない状況も明らかとなっている。ちなみに子どもを預かってもらうときに伝える「ダメ出し」は、「甘いものばかり出してはダメ」(48.2%)、「おもちゃばかり買ってはダメ」(29.2%)という回答が高い傾向があった。また自由回答では、「預かってもらえるだけでもありがたい」「助かる」といった、感謝の気持ちも寄せられている。

 そこで、60代男性に自分の車の運転について聞いたところ、「大変自信がある」「自信がある」との回答の合計は90.4%となり、非常に高い自信が伺えた。しかし「運転支援システムがついている車を大変運転したい」「運転したい」との回答の合計も、77.2%と高く、より安心して車を運転したいと考えていることが明らかとなっている。

 父親である30~40代男性への同様の質問においては、「運転に大変自信がある」「自信がある」との回答の合計は75.6%、「運転支援システムがついている車を大変運転したい」「運転したい」の回答の合計が82.3%という結果となり、祖父よりは低いが、新テクノロジーを使うこと自体には前向きな傾向が見られた。「運転支援システム」を搭載している車の認知度について、30~60代男性200名に確認したところ、1位は「スバル アイサイト」(78.0%)。以降2位「ダイハツ スマートアシスト」(63.5%)、3位「トヨタ 衝突回避支援プリクラッシュセーフティシステム」(25.5%)となっている。

 ちなみに60代男性に「敬老の日」の予定を聞いたところ、「予定はない/分からない」が76%と高いものの、「孫といっしょに食事をする」(10.0%)や「孫と1日いっしょに過ごす」(6.0%)など、「敬老の日」を孫との楽しい予定があるイクジイも見られた。

《冨岡晶》

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