【SPEED TEST】奥多摩方面で再テスト!NTTドコモがLTEエリアを拡張? | RBB TODAY

【SPEED TEST】奥多摩方面で再テスト!NTTドコモがLTEエリアを拡張?

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奥多摩駅
奥多摩駅 全 6 枚
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 編集部では、夏休み中に青梅線奥多摩までの主要駅でスピードテストを実施した。都内での調査は様々な媒体が調査を行っているが、このような都下になるとなかなかテスト結果を目にすることが少ない。果たして各社の端末はLTEを捉えるのかどうか?非常に興味があったが、前回の結果は奥多摩地域でLTEを捉えたのはKDDIのAndroid端末のみという悲しい結果であった。

 あれから秋の気配が漂いはじめ、iPhone 5s/5cも発売になり、スマートフォンを取り巻く状況も多少変化した。今回は、各社端末がどのような回線に接続し、どの程度のスピードを出すのか?再び、同じ場所で調査を行った。テストには前回同様「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用した。

 前回、御岳駅でKDDIのiPhone 5は3G接続であったが、iPhone 5cではLTEに接続するようになっていた。速度は下り速度が16Mbps~20Mbpsといったところだ。従来からKDDIのAndroid端末ではLTEに接続していたことから、iPhone 5cでは同社が強調する800MHzを捉えているのかもしれない。ちなみに他の端末は3Gだった。しかし、奥多摩地域に移動すると、KDDIのAndroid端末はLTE接続であるにもかかわらず、iPhone 5cは3G接続。速度も下り1Mbps前後に落ちてしまった。iPhone 5cでもLTEに接続しない、というのは意外であった。したがって、LTEに接続しているのはKDDIのAndroid端末のみという結果だった。

 もうひとつ今回の調査で特徴的だったのが、NTTドコモのLTEエリアの伸びだ。前回は青梅駅でさえ3GになっていたNTTドコモだが、今回は御岳駅の一歩手前までLTEを捉え続けた(青梅駅では、他のキャリアと同様下り30Mbps近くをキープしていた)。飽くまで電車の中での話だが、3Gに戻ることはなかった。一方で、ソフトバンクモバイルは青梅駅を出てから3Gになり、その先LTEになることはなかった。

 まとめとしては、相変わらずKDDIの端末でLTEが入りやすいが、NTTドコモが急速にLTEエリアを拡張している気配を感じる、といったところだろうか。ここ1年、回線事情は急激に変わっている。半年後は、また状況が変化しているに違いない。

《RBB TODAY》

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