【SPEED TEST】奥多摩方面で再テスト!NTTドコモがLTEエリアを拡張?
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あれから秋の気配が漂いはじめ、iPhone 5s/5cも発売になり、スマートフォンを取り巻く状況も多少変化した。今回は、各社端末がどのような回線に接続し、どの程度のスピードを出すのか?再び、同じ場所で調査を行った。テストには前回同様「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用した。
前回、御岳駅でKDDIのiPhone 5は3G接続であったが、iPhone 5cではLTEに接続するようになっていた。速度は下り速度が16Mbps~20Mbpsといったところだ。従来からKDDIのAndroid端末ではLTEに接続していたことから、iPhone 5cでは同社が強調する800MHzを捉えているのかもしれない。ちなみに他の端末は3Gだった。しかし、奥多摩地域に移動すると、KDDIのAndroid端末はLTE接続であるにもかかわらず、iPhone 5cは3G接続。速度も下り1Mbps前後に落ちてしまった。iPhone 5cでもLTEに接続しない、というのは意外であった。したがって、LTEに接続しているのはKDDIのAndroid端末のみという結果だった。
もうひとつ今回の調査で特徴的だったのが、NTTドコモのLTEエリアの伸びだ。前回は青梅駅でさえ3GになっていたNTTドコモだが、今回は御岳駅の一歩手前までLTEを捉え続けた(青梅駅では、他のキャリアと同様下り30Mbps近くをキープしていた)。飽くまで電車の中での話だが、3Gに戻ることはなかった。一方で、ソフトバンクモバイルは青梅駅を出てから3Gになり、その先LTEになることはなかった。
まとめとしては、相変わらずKDDIの端末でLTEが入りやすいが、NTTドコモが急速にLTEエリアを拡張している気配を感じる、といったところだろうか。ここ1年、回線事情は急激に変わっている。半年後は、また状況が変化しているに違いない。
《RBB TODAY》
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