新型iPhone、家電量販の販売ランキングでドコモが1、2位を奪取!
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全国の量販のPOSデータを日次で収集し、製品ジャンルごとに集計した「BCNランキング」によると、9月30日~10月6日の期間の“携帯電話”売れ筋ランキングでNTTドコモの「iPhone 5s」(32GB)が前週の8位からジャンプアップして1位を獲得。さらに2位にもNTTドコモの「iPhone 5s」(64GB)が入った。3位にはKDDI(au)の前モデル「iPhone 5」(16GB)、4位にはKDDI(au)の「iPhone 5s」(32GB)がランクイン。また、ドコモに関しては、前週26位だったiPhone 5s(16GB)も急激に順位を上げ、8位に入っている。なお、このデータにはキャリア直営店やアップル直営店の数字は含まれていない。
2週目までは、ソフトバンクのiPhone 5sが順調な売れ行きを見せていたが、ここにきて一気にドコモが追い上げをみせた。spモードメールの対応が10月1日にスタートしたことで、様子をみていたユーザーが動いたのだろうか。また、5sのWeb予約について、ドコモでは当初プレミアムステージ会員に限定していたが、一般のドコモユーザー、さらには他キャリアのユーザーにも予約を解禁。購入希望者に対応できるだけの台数確保に一定の目途がついたとも考えられる。
ソフトバンクのiPhone 5sは、32GBモデルが4位に入ったが、それ以外は少し息切れしたか、10位以下に沈んだ。KDDI(au)に関しては、依然として前モデルのiPhone 5(16GB)が高い順位をキープ。同端末は、iPhone 5s/5cとは異なりプラチナバンドと呼ばれる800MHz帯のLTEには対応しておらず、LTEは2.1GHz帯のみでの利用となるが、店頭でのキャッシュバック、割引施策の効果が出ているものとみられる。
ドコモは、4日にも急きょネットワークに関する説明会を開くなど、いよいよ追い上げに向けて本腰を入れてきたようだ。10月以降、この好調をどこまで維持していけるのか、注目したい。
《白石 雄太》
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