『王になった男』は、実在した朝鮮15代目の王・光海が毒殺の陰謀に脅え、道化のハソンを王の影武者として招く宮廷エンターテインメント。心労で暴君と化した光海が病に伏したことを契機にソックリなハソンが宮中に招かれ、“偽物の王”として政治の最前線に15日間君臨するも、最初は気乗りしなかったハソンが王として自覚していく過程を描いている。道化のハソンを演じている最中の、コミカルなイ・ビョンホンの演技も話題を集めた。
独占映像は、そのハソンの人間味を知る貴重な一節。劇中、ある事情で笑顔を封印した王妃を笑わせようと、ハソンが歯に海苔をつけるシーンが登場するが、実は、事前に家来のサウォルで練習していたのだ。未公開シーンでは、どうすれば王妃が笑うか気にしているハソンが家来のサウォルで一度試して、爆笑をゲット! ここで勇気を得て、王妃の前でギャグを披露したという背景があった。
結局、誰もが笑うという判断になったか、このシーンは劇場公開時には惜しくもカット。ハソンの人間性をより深く理解できるので、鑑賞の上で本編を観てみては。
※本シーンは、『王になった男』プレミアムBOX(発売中)に特典映像として収録。
(発売元・販売元:ポニーキャニオン)