サムスン「GALAXY Gear」発売……店頭レポート&開封レポート! | RBB TODAY

サムスン「GALAXY Gear」発売……店頭レポート&開封レポート!

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箱を開けてGALAXY Gearとご対面!
箱を開けてGALAXY Gearとご対面! 全 22 枚
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 サムスンのウェアラブル端末「GALAXY Gear」がいよいよ10月17日に日本でデビューした。発売の初日、本機の取り扱いをスタートさせたヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの店頭を訪ね、最新端末の反響を調査した。

■ドコモ/auが今日から「GALAXY Gear」の販売をスタート

 「GALAXY Gear」を取り扱う国内キャリアはNTTドコモとKDDI(au)の2社。ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(以下:ヨドバシAkiba)の店頭、1階フロアのスマートフォン・携帯電話売り場ではドコモとauが、同じく10月17日に発売されたサムスンの5.7型のファブレット「GALAXY Note 3」と一緒に、実機の販売と体験展示を始めている。

 販売価格はドコモ、auともに36,540円。ヨドバシAkibaでは現金での購入で10%、キャッシュカードによる購入で8%のポイントが付与される。なお、「GALAXY Gear」にはジェットブラック/ローズゴールド/ワイルドオレンジ/ライムグリーン/モカグレイの5色カラーバリエーションがあり、auでは全5色を取り扱う。ドコモはジェットブラックのみの取り扱いとなる。

 「GALAXY Gear」は「GALAXY Note 3」および10月下旬にドコモが発売するスマートフォン「GALAXY J」とBluetooth経由でペアリングして、スマートフォンの通話を“Gear”で受けたり、“Gear”の内蔵カメラで撮った写真を、スマートフォンに転送してSNSサイトへ手軽にアップロードしたりという楽しみ方ができる。また“Gear”専用のLINEアプリをインストールすれば、LINEのメッセージを読んだり、スタンプで返事を送ることも可能だ。

 ヨドバシAkibaでは、JR秋葉原駅 中央改札口側の1階エントランスから、入場してすぐの所にGALAXYの特設展示コーナーが設けられ、発売したての「GALAXY Gear」と「GALAXY Note 3」を大きくアピールしていた。発売日には午前中から多くの来店者が実機の展示に足を止めて、「GALAXY Gear」を手に取っていた。

 本機の感触を熱心に確かめていた来店客の方に手応えをうかがった。「私もGALAXYシリーズを愛用しているのですが、ウェアラブル端末で電話をかけたり、メールがチェックできる新製品が出るということをニュースで知って、早速GALAXY Gear本体を触ってみたいと思って来てみました。カラーバリエーションがあって、値段も割と手頃だと知りましたので、検討してみたいと思います」(30代・会社員/男性)

 ヨドバシAkibaのドコモサービスコーナーでは、「GALAXY Gear」の発売に先駆けて、今週明けから実機のデモンストレーション展示を開始していたという。展示の反響について、販売スタッフの大森純一氏に話を伺った。

 デモ展示を開始してからの反響は上々で、実機を手に取って使い勝手や色々な機能を確かめていく来店客が非常に多いという。「30~40代の男性客の方が多くご注目されていらっしゃいました。店頭の実機でGALAXY Note 3との通話連携機能も体験できる環境をつくっていますので、Note 3を求めて来店されるお客様からも、Gearについて詳しく知りたいという声をいただきます」という大森氏。またバッグに入れているスマートフォンを取り出さずに、腕時計の位置に装着したGearで通話やメールのチェックができる使い勝手の良さへの反響も大きいという。「本日から発売されましたが、ぜひ実機を手にとってNote 3とGearでできることをじっくりと体験してみて下さい」と呼びかける。

 なおヨドバシAkibaではJR秋葉原駅の昭和通り口に近い側のエントランス前にて、今週末10月19日・20日の2日間、「GALAXY Note 3」「GALAXY Gear」の体験展示コーナーも特設する予定だという。両製品を体験してみたい方はぜひ、この機会を活用するといいだろう。

■「GALAXY Gear」開封レポート!「GALAXY Note 3」につないでみた

 筆者も「GALAXY Gear」を発売日初日に購入してみたので、さっそく開封レポートをお届けしよう。

 ケースは上品な木目調デザインの紙箱。箱を開て「GALAXY Gear」とご対面!ディスプレイはしっかりと保護シートでカバーされている。上蓋を開けると、中央には本体。左側に専用の充電ドック、右側に取説が収納されている。ケースにはこのほか、保証書が同梱されているだけのシンプルなセットだ。

 続いてスマートフォンと接続してみる。今回はGALAXY Note 3がNFCに対応しているので、いちばん手軽なNFCでのワンタッチ接続を試みた。Note 3とGearそれぞれの電源をONにして、Note 3はNFC機能とBluetooth機能が有効になっているかをチェック。Gear側は本体にではなく、充電ドックにNFCアンテナが搭載されているので、スマートフォンのアンテナ部分を充電ドックの背面にタッチしてペアリングを開始する。

 機器が認識されると、自動的にGear専用のアプリ「Gear Manager」がスマートフォン側にインストールされ、機器の接続が完了する。なおSamsung AppsからGear Managerをインストールして、スマートフォンと手動で接続することも可能だ。Gear Managerアプリからは時計のデジタル/アナログ表示の切り替え設定や、Gearを部屋のどこに置いたか忘れてしまった時などに、スマートフォンから呼び出せる「Gearリモート追跡」などの機能が利用できる。

 Gearでの音声通話は本体内蔵マイクの集音性能が高いので、本体を口元に寄せなくてもパソコンを打ちながらの体勢でなど、自然な距離感でも問題なく通話ができる。相手の声は本体内蔵のスピーカーから聞こえてくる。本体内蔵のカメラでは静止画/動画の撮影が可能。撮った写真はGear本体で再生できるほか、Bluetooth経由でNote 3に転送して大きな画面でチェックすることもできる。

 このほかにもメールやLINEなどコミュニケーションツールを腕時計のポジションで手軽に操作できる快適さは、使ってみて大いに実感できた。小さな本体ながら、スマートフォンの魅力を大きく広げてくれる魅力的な製品だ。

《山本 敦》

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