明日、iPad Air発売!セルラーモデルが“オトク”に持てる? | RBB TODAY

明日、iPad Air発売!セルラーモデルが“オトク”に持てる?

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11月1日に発売されるiPad Air
11月1日に発売されるiPad Air 全 3 枚
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 あす11月1日、iPadシリーズの最新モデル「iPad Air」がいよいよ発売となる。9月に発売されたiPhone 5s/5cと同様に、新型iPadも3キャリアからの発売が予想されていたが、現時点ではKDDI(au)およびソフトバンクモバイルの2キャリアのみとなるようだ。なお、KDDIからはWi-Fi+Cellularモデルが、ソフトバンクからはWi-Fi+CellularモデルとWi-Fiモデルが発売される。

 購入を検討する際に、まずWi-Fi専用モデルか、+Cellularモデルかの選択を迫られるが、外出先や移動中の利用を考えると、3G/LTE回線が利用できる+Cellularモデルの方が利便性は高いと言えるだろう。フリーのWi-Fiスポット等も増えてきてはいるが、エリアという点ではまだまだセルラー回線に及ばない。回線速度についても、LTEの高速エリアが以前よりも拡大してきており、Wi-Fi接続よりも速いスループットが出ることも珍しくない。

 しかし、やはりネックとなるのは回線契約費の問題で、現在利用している携帯端末に加えて追加でタブレット分の回線契約をすることを負担に感じる人は多いだろう。そこで新しい料金体系が注目されている。一人のユーザーが複数のデバイスを所持することが珍しくなくなってきた昨今、米国などで採用され始めたのが“データシェアプラン”。各回線契約で定められたデータ利用の上限を文字通りシェアできるというプランで、日本でもKDDIが9月20日に導入を発表した。

 KDDIでは、データシェア自体のサービス開始時期を2014年6月としているが、それに先立ち、9月20日から「先取り!データシェアキャンペーン」というキャンペーンの受付を開始。このキャンペーンが適用されれば、4G LTEスマートフォンと、iPadも含めた4G LTEタブレットを同時利用した場合、タブレット側の月額基本使用料が最大2年間1,050円になる。データ使用の上限は、データシェアサービスが開始される2014年6月まではスマホ・タブレットともに7GBずつ。データシェア開始後はスマホが7GB、タブレットは2GBとなり、合計9GBを両端末でシェアできるようになる。但し、同キャンペーン適用の場合、端末の機種代が割引になる毎月割がタブレットに適用されなくなる点には注意したい。

 KDDI広報部に電話取材を行ったところ、「料金面を気にして、Wi-Fi版を選んでいるユーザーさんも多く、そういった方に+Cellularモデルをお得に持っていただければ」とのこと。また、KDDIはWi-Fi専用モデルを取り扱わないが、その点については「iPhone 5s/5c同様に、ベースバンドである800MHz帯に対応、広いエリアでLTEを利用出来る点で、利便性が違ってくると思います」とのことだった。なお、本日、ソフトバンクからも同様の割引施策「タブレットセット割」が発表された。こちらも最大2年間はタブレットの基本使用料が1,050円になるプランだが、同じくiPad向けの月月割は適用外となる。

 こうしたデータシェア先取りのプランの他、両キャリアでは、旧iPadの下取りや、データシェアを前提としないスマホとのセット割など各種料金プラン、割引施策を発表している。自分の使い方にあった料金プラン、割引施策を組み合わせることで、+Cellularモデルもお得に持つことが可能となってきている。+Cellularモデルの場合、iPhone同様にネットワークも重要な選定基準になる。自分の利用エリアのネットワーク状況も鑑みながら、モデル、プラン、キャリアについて検討してみてもらいたい。

《白石 雄太》

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