2013年度上半期の著作権侵害、ACCSが対策支援した刑事事件は17件
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それによると、ACCS会員が被害を受けた著作権侵害事件への支援について、刑事摘発が行われた件数は17件。2012年度上半期の22件から5件の減少となった。
侵害形態の内訳としては、海賊版販売の7件が最多で、それにShareによるファイル共有6件が続く形となっている。ただし、遠隔操作による違法アップロードや、自炊代行業者によるマンガのデジタルデータの海賊版販売など、新たな「態様」による著作権侵害事件が見られたのが特徴とのこと。
ソフトウェアの不正コピーに関する情報提供数は34件。ACCS会員企業からの報告によると、情報提供をもとに会員が和解を行った件数は14件、平成10年度以来の和解金総額の累計は約103億9千万円となったという。
これに対しACCSでは、2013年度は啓発活動の規模を拡充し、警察と共同した防犯イベントを全国規模で開催中。上半期は神奈川、愛知、京都にて4回イベントを開催している。また小中学校においては、教員等を対象としたセミナーを開催、延べ約1400人に対して解説を行った。
《冨岡晶》
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