よりセキュリティとプライバシーに配慮したクラウドストレージ「Younited」提供開始
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「Younited」は、その基盤からプライバシーを意識して構想、構築されたという。またセキュリティの専門家によって設計されており、データ損失、マルウェア、不正アクセスといった脅威からユーザーコンテンツを保護することに重点を置いている。
実際、「Younited」のトップページには「DropboxやSkyDriveは好きだが、プライバシーと楽しみはあるだろうか?」という、挑戦的な文言が掲載されている。
機能面では、汎用ウェブユーザーインターフェイスに加え、Windowsのデスクトップ、Apple Mac、Androidデバイス、Apple iPhone/iPad、Windows Phone 8用のネイティブアプリケーションに対応する。Facebook、Dropbox、PicasaのアカウントをYounitedに連携させることも可能。
エフセキュア副社長のティモ・ラークソネン氏は「私たちは既存のパーソナルクラウドサービスの多くが、たまにしか利用されない、見た目も使用感も90年代のファイルユーティリティを思わせる退屈なものだと見なしており、それを変えたいと考えています」とコメントしており、「Younited」では、今後もさまざまなサービスを提供するという。近日中に“きわめて簡単に楽しく家族や友人と写真や動画を共有できる、まったく新しいサービス”を開始するとしている。
現在はメールアドレスの登録を受け付けており、申し込み順でサービスが提供されている。Younitedは、フリー、ミディアム、プレミアムの3つのパッケージで提供され、フリー版ではすべてのYounitedの機能に加えて期間限定で10GBが利用できる(来年以降は5GB)。年間74.99ユーロで提供するミディアム版は200GB、プレミアム版は年間120ユーロで、500GBとなる。
《冨岡晶》
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