ヴァンクリーフ&アーペルNY五番街ブティック、12月リニューアル | RBB TODAY

ヴァンクリーフ&アーペルNY五番街ブティック、12月リニューアル

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ヴァンクリーフ&アーペルのニューヨーク五番街店リニューアルパース
ヴァンクリーフ&アーペルのニューヨーク五番街店リニューアルパース 全 1 枚
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「ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef &Arpels)」のニューヨーク五番街ブティックが、大規模改装を経て12月にリニューアルオープンする。

デザイナーのパトリック・ジュアン(Patrik Jouin)と建築家のサンジ・マンク(Sanjit Manku)による「ジュアンマンクスタジオ(Jouin Manku Studio)」が、2007年のヴァンドーム広場、11年の香港ランドマークプリンスの店舗に続き、設計を担当。アールデコ建築にインスパイアされ、幾何学図形のモチーフと垂直のラインを装飾の基調とした。調度品もオリジナルで製作。

ブティックは3フロア、面積515.7平方メートル。1階には、背の高い透明なドームで覆われ作品の展示された円形テーブルを設置し、その上には直径約1.2mのシャンデリアを配した。販売エリアを大幅拡張した中2階にはVIPスペースを加え、創立者夫妻の名を冠した「アルフレッド&エステルブライダルサロン」も設置。ニューヨークを見渡せる最上階のプライベートルームには、720個のガラスピース製シャンデリアが配される。インテリアにはシダ植物の模様を刺繍したゴールドカラーのファブリックを使用。外装は、五つのウィンドウとエントランスの上に折り重ねて配されたブラスパネルにより、幾何学的デザインを作り出す。

ヴァンクリーフ&アーペルは、1930年代からアメリカの上流社会で人気を博し、39年にニューヨークで開催された万国博覧会のフランス館で、特別にデザインし技巧を凝らしたジュエリーの「パリジャンスタイル」を披露。既にロックフェラーセンターに拠点を定めていたが、博覧会の成功を受けて42年に五番街744番地にブティックをオープンした。

ヴァンクリーフ&アーペルNY五番街ブティック、12月リニューアル。設計はジュアンマンクスタジオ

《くまがいなお》

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