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仕事もプライベートも充実へ…ビジネススキルや志向性を診断[レビュー]

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ビジネススキルと年収は比例する
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 結果は……、29点の「平社員クラス」。平均点は44点だ。たしかに経営学を意識して勉強したことはない。それでも一般教養程度の知識はそえていたつもりだったが、ぜんぜんダメらしい。

 気を取り直して「志向性タイプ編」に進む。こちらも設問に対して回答クリックする形で診断は進む。回答時間の設定はない。記者は6分ほどで回答を終えた。スキルはなくともやる気では負けないつもりだったが、点数は36点だった(平均点は60点)。

 しかも「潜在的に希望するワークスタイル:『サラリーマン志向』が強いようです」とでた。それでいて「『自分が判断する価値』をどちらかというと大切」、「『自己成長欲』が強い」とも。そして「目標と現実のギャップ」、「あなたの志向パターン」も分析してくれる。いわく「自分自身のことについて客観的に向き合う習慣がついてない」、「何か新しい行動を起こす際に、まず『できない理由』から探してしまう」。

 「ビジネススキル編」と「志向性タイプ編」のどちらか診断を終えると「マイページ」が生成され、両方を終えると「マイページ」から「MBA診断総合結果」へと進むことができる(その際に例のアンケート調査に答えることになっている)。

 記者の診断総合結果は「あなたは『お気楽極楽、未だ本気出さずの未完の器」です』」。“未完の器”といえば聞こえはいいが、続く「あなたの大航海予測」では、「5年後のあなたは「目的地の場所さえ見つからず、ゴール達成ならず」、「まわりを見渡すと、自分がただスタート付近を彷徨っていただけだったことに気がつく」。そして「あなたが望まない未来になっている確率は…40%(注意報レベル)」だそうだ。この“航海”の様子は動画で見ることができ、「速度が上がらない」「暗雲低迷」などのコメントがあいつぐ。

 設問と点数の結果から推測すると、やはり明確なビジョンをもち、具体的な行動をとることが、ビジネスパーソンには大切なようだ。記者の場合、診断結果はお恥ずかしいものだったが、この「MBA診断」ではこと細かに受診者を分析し、アドバイスしてくれる。MBAに限らず広くビジネスの場で有効だろう。診断結果はマイページに保存され、いつでも見直すことができ、また前回の結果を保存しながら再診断することもできる。

●「現在」を教材に「実践的」なカリキュラム

 このMBA診断を行なっているビジネス・ブレークスルー大学大学院は、経営コンサルタントの大前研一を学長とする、ビジネスパーソン向けのMBA大学院だ。カリキュラムは「問題解決力」の伝授に主眼を置き、「アカデミックではなく実践的」なのが特徴だ。これは「MBA診断」の質問内容からも連想できる。講師陣は大前学長をはじめ、ビジネス経験豊かな実務家が務める。世界中の経営者、実務家、研究者との交流することで、次世代のビジネスシーンを創造しリードできる、即戦力を持ったMBA人材の育成をめざす。

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《高木啓》

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