最後にJ1になる サッカーJ1昇格プレーオフ決勝を12月8日開催
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決勝に残ったのは京都サンガF.C.と徳島ヴォルティス。試合は東京の国立競技場で、15時30分にキックオフだ。京都はプレーオフに2年連続出場、昨2012年は準決勝で敗退した。J1に復帰すれば2010年以来となる。いっぽう徳島は初めてのJ1昇格となる。また徳島が昇格した場合、四国初めてのJ1チームともなる。それぞれドラマを抱えて決勝に臨む。
J2からJ1に昇格するチームは3チームだ。リーグ戦1~2位が自動的に昇格、そして3チーム目をリーグ戦終了後のJ1昇格プレーオフで決定する。プレーオフは3~6位の4チームでトーナメントを行ない、優勝チームがJ1に昇格する。プレーオフに出場したのは京都(J2リーグ戦3位)、徳島(4位)、ジェフユナイテッド千葉(5位)、V・ファーレン長崎(6位)。
準決勝は12月1日に、京都 vs 長崎(西京極)、徳島 vs 千葉(鳴門大塚)の組み合わせで争われた。試合結果は京都 vs 長崎が0-0、徳島 vs 千葉が1-1のいずれも引き分けで、規定によりリーグ戦上位の京都と徳島が決勝に進出した。
京都の大木武監督は対長崎戦を終え「立ち上がりは長崎に勢いがあるという感じは受けた。いつもの戦い方を変えたと思われているが、変えたのではなく、相手に対してのリアクションであり、それは長崎の素晴らしさだ。うちらしさもあったので、ああいう戦い方もできるんだと思ってほしい。長崎の攻撃に対し粘り強く守れたことを自信にして、決勝もがんばっていきたい」とコメント。
京都の福村貴幸選手は「最初から引き分けを狙っていたわけではないが、リスクを冒して何かをしようという試合ではなかった。こういう試合をどう戦うか、去年の教訓を活かしてうまくやれたと思う。あと一つ勝って、絶対にJ1に上がりたい」と決意を述べる。
2012年の京都はリーグ戦3位でプレーオフに進出、6位の大分トリニータと準決勝で当たるが、ホームの西京極で0-4の敗北を喫している。大木監督は「3位のチームには自動昇格になれなかった悔しさ、6位のチームにはプレーオフに残った“お得感”がある。勝ち負けの理由にはしないが、あえて言えばそういう構図があった」と振り返る。
いっぽう徳島の小林伸二監督は対千葉戦後に「今日(1日)の対戦では、リーグ戦を最後に勝って4位で終えたということが、大きな意味を持った。シーズンの後半から守備が確立し、我慢強く戦えるようになり、守り切ることができるようになっている。どちらに転ぶかわからないようなゲームを制することができた。最後の20分間は特にサポーターの応援に力をもらった」と語る。
徳島の橋内優也選手は「ピッチに入る時にスタンドにJ1という文字が見え、たくさんの方から力をもらえていると感じた。最後まであきらめない、走り切る小林監督のサッカーをできたと思う。2年前の悔しさが徳島のみなさんにはあると思うし、僕にもあるので、昇格を決めたい」と語る。
2年前、2011年の徳島は4位。当時はプレーオフはなく、3位までが自動昇格だった。リーグ戦2試合を残した36節終了時点で3位だった徳島は、37節に負けて4位に後退、コンサドーレ札幌が3位になった。それでも最終節に徳島が勝ち札幌が引き分け以下、または徳島が引き分けで札幌が負けなら、徳島は昇格できた。しかし徳島は敗戦、札幌も勝利し、徳島のJ1昇格はならなかった。
なお2013~14年の自動昇格はガンバ大阪(1位)とヴィッセル神戸(2位)。J1から降格するチームは湘南ベルマーレ(J1リーグ戦16位)、ジュビロ磐田(17位)、大分トリニータ(18位)が決定している。
《RBB TODAY》
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