【物欲乙女日記】できたばかりのチョコレートバー「MAX BRENNER」に並ぶべきか否か? | RBB TODAY

【物欲乙女日記】できたばかりのチョコレートバー「MAX BRENNER」に並ぶべきか否か?

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「チョコレートチャンクピザ」の食べ方はこれが正解。
「チョコレートチャンクピザ」の食べ方はこれが正解。 全 14 枚
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 みなさんの周りには「今度あそこに◯◯っていうのができたらしいよ! 行きた~い!」とよく言う友人はいますか? 私の周りには結構います。昨日も、私の友人が、「表参道にできたチョコレートバー知ってる? 行ってみた~い!」と言っていました。そういうとき、「へえ~」と言いながら友人のパッションに便乗して連れて行ってもらう、フォロワースタンスの奥 麻里奈です。

 普段から話題のスポットには自ら率先して赴こうとすることはめったになく、いつも街中で行列を見かけては「よく並ぶよなあ~」と思いながら他人事として通り過ぎてしまいます。なので、そういったトレンドに興味津々の友人について行かない限り私の日常にトレンドエアがもたらされないため、いわゆるスイーツ好きとか、カフェ好きとか、レストラン好きとか、“店好き”女子(男子のケースも結構ある!)について行って時代の新鮮な空気を吸うのです。女のわりに「食」に対する興味がそこまで高くないというか、要は怠け者なんでしょう。ま、行ったら行ったで「おいしい~!!!」とか言って簡単に喜んでるんですけどね。

 とか言いながら、実は冒頭に出てきたチョコレートバーに行く機会がありました。取材と称してオープン前のプレス内覧会に入ることができたからです。そのお店というのが、表参道ヒルズの入口入ってすぐ右手にある「MAX BRENNER」。つい最近も通りがかったのですが、この寒い中、しかも平日の昼間なのに行列が…。「へへへ…私行ったもんね…」とついつい勝ち誇ったような気持ちが湧いてきましたが、もしかしたら並んでいる人たちはみんな私みたいに「行ったもんね~」と言いたいのかもしれないなと思いました。

 チョコレートっぽいこげ茶色を基調とするインテリアの店内に入って席に座ると、店員さんが「ピュアチョコレートグラニータ」と「チョコレートチャンクピザ」と呼ばれるメニューを運んできてくれました。「ピュアチョコレートグラニータ」はショットグラスに入ったココア色の飲み物だったのですが、吸ってみるとココアというよりは“液体チョコレート”(!)。甘さに一切の遠慮がない飲み物で、「チョコレートバーとはこういうことか…」とのっけから思い知らされました。まあ、こんなことを言いつつも、甘いもの好きなんですけど。次はケーキみたいな「チョコレートチャンクピザ」を、とフォークで切ろうとしたのですが…切れない。そのまま手で持ってピザを頬張るようにして食べたら、生地の歯ごたえから言って、それが正解のスタイルだということを悟りました。だから「ピザ」なのか…。上に乗っているマシュマロが熱で溶けてチーズみたいにびろーんと伸びる、粘り感のある温かいチョコアレンジ菓子でした。

 そのほかにも、イチゴやバナナの「クラシックヨーロピアンフォンデュ」や「バナナヘーゼルナッツクレープ」、「ホットチョコレート」などを試食。チョコレートフォンデュが置かれてある場所に抹茶色のソースらしきものがあったので、イチゴにそれをかけたところ、店員さんから「斬新ですね。それは飲み物なんですよ」と言われました。単にディスプレイとして置いてあっただけみたいです。気の効くコメントで私をフォローしてくれた彼は、「ホワイトチョコレートグリーンティー」と呼ばれる件の飲み物を運んできてくれました。そのカップがまた、上から見ると卵形で、「ここから飲むこと!」と飲み口を指定しているような丸く尖った部分がありました。聞くとやはりそこから飲むとのこと。その親切さが赤ちゃんとか病人用の吸い口を連想させ、飲みつつ何となく介護されているような不思議な気分がしました。

 カウンターで注文と会計をする形式になっているのですが、ボードで値段を確認するとチョコ系ドリンクが500円前後からと通常のカフェ価格。「星の名前の某コーヒーショップのチョコレートバージョンだな」。メニューは飲み物も食べ物もチョコばかりなので、デイリーに行くというよりは、「今日はチョコづくしの日にしようよ!」という女子ノリで行く、遊び心あるチョコランドという感じですね。NYでは3時間待ちというくらい人気らしいです。今ちょうど表参道のケヤキ並木がイルミネーションになっているので、並ぶのもいいかもしれません…寒いですが…。

《奥 麻里奈》

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