署名付きPCマルウェアやAndroidを狙うマルウェアが急増
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同社のテクニカル・ソリューションズ ディレクターであるブルース・スネル氏は、「今後Android搭載デバイスはさまざまなエリアで活用されているため、Androidデバイスを狙う脅威の動向は注目すべき」としている。Androidデバイスを狙うマルウェアは、興味を惹く正当なアプリになりすましてGoogle Playに公開され、高い評価を受けているかのように見せる。このため興味本位でインストールしてしまいがちだが、インストールするとデバイスIDや電話番号、SIMのシリアルナンバーなどを盗まれてしまう。
ボットネットも引き続き活発であり、日本では「Slenfbot」に感染するケースが非常に多い。このボットネットは2007年に発見されたもので、バックドアを開きホストファイルを変更するなどの悪意ある行動をする。また、オンラインバンキングを狙う攻撃も目立ってきており、英国やトルコ、チェコで確認されているモジュラー型マルウェア「Hesperbot」は、Webインジェクションによってオンラインバンキングの情報を盗み出すとともに、トランザクション情報を隠蔽したり残高情報を書き換える。また、モバイル向けコンポーネントも搭載している。さらに、仮想通貨である「Bitcoin」の値上がりや法的地位に関する判決、Bitcoinを標的としたマイニングツールについても解説している。
署名付きPCマルウェアやAndroidを狙うマルウェアが急増--四半期レポート(マカフィー)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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