SIMフリー端末の通販サイト「香港電脳問屋」に詐欺の疑い……消費者庁が注意喚起
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
ワザありプロジェクター! 開けば大画面・畳めば本棚にも収納できちゃう!!【PR】
-
年末年始に向け、フィッシング詐欺が横行中……クレジットカード会社や銀行を騙る
-
7人に1人が、オンライン詐欺の被害者に……エフセキュア調べ

「香港電脳問屋」は、他の通信販売サイトでは品薄とされている最新機種のSIMフリー端末等の在庫があるとして通信販売を行っているが、代金振込後、商品到着予定日を経過しても消費者に商品が届くことはないという。同庁が郵便物を送付しても届かず、電話番号として記載された番号に電話をかけても不通だった。
さらに同庁が調査したところ、香港電脳問屋の取引の態様は、2012年12月に注意喚起を行った「SKS Telecom Co.,Ltd.」の件に酷似しており、振込先口座の名義人やサーバの契約者が同一であることが判明した。
2013年10月以降、インターネットを利用したSIMフリー端末の通信販売において、消費者が被害に遭ったという相談が、各地の消費生活センターや消費者庁越境消費者センター(CCJ)に寄せられており、「香港電脳問屋の通信販売は、実態がないと強く疑われます。香港電脳問屋というショップ名のウェブサイトを通じた通信販売には、決して申込みをしないようにしましょう」と注意を呼びかけている。
なお、香港電脳問屋は、2013年11月下旬から休止しており、サイトには廃業のお知らせが掲載されている。ただし今後、再開したりショップ名を変更して同様の通信販売を装う恐れもあるので、さらなる注意が必要だ。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/