「ここまで愛した役は初めて」……佐藤健、剣心への思い語る
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2012年8月に公開され大ヒットを記録した前作で、剣心の「優しさ」と「人斬り」という2面性を見事に演じ切り、また圧倒的なアクションで原作ファンも納得させた佐藤。今作の撮影を通して剣心と向き合い、その役への思いはさらに強まり、「ここまで愛した役は初めて」とまで言ってのけるとともに、「剣心っていう人間を客観的に見てみると、自分の中に住んでいる友達みたいな感じなんです。僕はその友達が大好きでほっとけなくて守りたくて、それほど剣心に対して愛情があって・・・すごい良い奴なんですよ。こういう感覚は初めてです。もちろんどの役に対しても愛情はあるんですが『もっと演じていたい』『ずっと演じていたい』と思えたのは初めてでした」と、その思いの丈を打ち明けた。
さらに、前作に比べ激しいアクションシーンが描かれている今作だが、佐藤は「激しいアクションシーンが続いたので、常に怪我をする可能性はあって。何回もやれば大怪我をする可能性だってある。だからこそ、普通の現場よりもけた違いの集中力で現場にいなければいけないし、常に気を引き締めていないといけなかった」と、無事にクランクアップを迎え、安堵の表情。「終わりが来るもんなんですね(笑)。今回の作品の場合、自分が良い芝居ができているか、良い作品になるかどうかという以前に、最後まで撮り切ることができるのかという不安が常にあったので、なんとか今日まで生き残ることが出来て本当にホッとしております」とのコメントを寄せた。
また、共演の武井咲も、今回本格的なアクションシーンに挑戦。「今回本気のアクションをやらせていただいて楽しかったです。(監督の)大友(啓史)さんにしばかれつつも(笑)、楽しくすごさせていただきました」と、厳しい指導と撮影を茶目っ気たっぷりに振り返った。
『るろうに剣心 京都大火編』『同 伝説の最期編』は、2014年夏に2部作連続で公開。
《花》
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