消費税アップで自動車保険を見直す……保険ランキングに見る意外なポイント 3ページ目 | RBB TODAY

消費税アップで自動車保険を見直す……保険ランキングに見る意外なポイント

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アメリカンホームダイレクト
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 電話に出たコールセンターの人は証書番号ですぐに契約内容を教えてくれ、盗難保険が適用できるかもしれないとアドバイスしてくれた。盗難に気が付いたのは日曜日なのだが、コールセンターはすぐにつながり、たらい回しもなく、あとで担当者から連絡を入れてもらえることになった。担当者からは、調査員を派遣して現場検証と事情を聴いて、審査を通れば盗難保険は下りるとの連絡。後日、調査会社の人が来て、現場を見たり、車を持っていた証拠になる写真や修理等の明細、車検証のコピー(車検証は車に入れっぱなしにするのでコピーをとっておくとなにかと便利)を渡した。現場検証などは、警察よりも丁寧に調べていったくらいだ。

 最初の段階であまり期待していなかっただけに、その後の保険会社の対応は非常にありがたかったのを覚えている。保険金も無事振り込まれ、似たような中古車を再び手に入れることができた。しかも、契約にはレンタカー補償の特約もついていたようで、保険金が支払われるまでの期間についてレンタカー代相当の金額が上乗せされていた。

 以上のように、ダイレクト型の保険だからといって保障内容や対応が大手保険会社より悪いと決めつけるのは正しくない、という感想を持った。契約している保険会社はアメリカンホームダイレクトだ(ちなみに、いまも継続しているが、盗難特約は1回使うと2回は使えないそうだ)。

 このコラムを書くにあたり、他の自動車保険はどうなのだろうか、価格コムのサイトなどを調べてみた。するとアメリカンホームダイレクトは、価格コムの自動車保険 満足度ランキングの事故対応部門で、大手損保の中で5位に食い込んでいた。上位4位は、富士火災海上や東京海上日動火災など老舗ばかりだ。ダイレクト型の自動車保険では1位ということになる。

 おそらく、24時間365日事故受付にウソはなく、その後のフォローも大手損保並みということだろう。事故であっても24時間365日、担当者はすぐに駆けつけてくれるはずだ。しかも、同社の保険は事故・故障時のロードサービスの無料特約もある。事故車の牽引やバッテリー上がりなどにロードサービスを呼べるというのはうれしい。

 というわけで、家計の見直しの俎上に自動車保険が上がったなら、保険特約や条件を絞るだけでなく、ダイレクト型への変更も選択肢にいれてみるのもアリだと思う。
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《中尾真二》

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