竹内結子、女優18年目で初舞台! 三谷幸喜コメディ主演決定……「正直とても怖いです」
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
同作は、自分の恋人が父親よりも年上であることを打ち明けられない小磯家の長女・あゆみと、娘の恋人はイケメンの青年実業家だと想像している家族が、ある時、恋人が小磯家を訪れたことで巻き起こす嘘と誤解による騒動を描いたホームコメディ。
1995年の初演時は、三谷幸喜作、山田和也演出により斉藤由貴主演で上演。そして1997年には三谷作品として初となるアンコール上演が行われ、全国ツアーも敢行されるなど三谷幸喜の代表作のひとつとなった同作。今回、三谷の初演出で再び上演が決定し、主演を竹内が務めることとなった。
キャリア18年にして今回が初舞台となる竹内は、「『初舞台』私にもその機会が訪れたこと本当に嬉しいです。そして正直とても怖いです」と不安も吐露したが、「ですが、三谷さんとならこの恐怖を乗り越えられると信じて飛び込もうと思います」と意欲を見せる。
2011年放送のドラマ「大空港2013」(WOWOW)で三谷演出を受けた竹内。アドリブ満載のその演出を「仕掛ける当人しかそのことを知らされない為、私にとってはどんなに台本を頭に入れてもいつどこで何が起こるか分からないスリルと格闘し続けた90分間はジェットコースターのようでした」と振り返ったが、「それが楽しくなかった訳ではありません。終えてみれば本当に、日々新鮮な感情でいられたし、今日も予想外の何かが起こるだろうという現場の緊張感も素敵だなと感じました」と、得るものも多く、そしてその経験から、より長い舞台に立ってみたいという思いが芽生えたという。
今回その機会が巡ってきたことに喜びつつも、「目の前に突然、キリマンジャロかエヴェレストが立ちはだかり、監督が『さあ、登ってみましょうか』と囁いているような感覚です」と、不安と期待が入り交じっている思いを明かすとともに、「未知の領域をどう進めばよいか、とにかく全力で取り組むしかないと思っております」と意気込みを語った。
一方の三谷は竹内の起用について、「去年、ドラマでご一緒して、竹内結子さんは舞台向きだと確信しました。集中力、くそ度胸、そして立ち姿の美しさ。どれもが舞台女優に欠かせない条件です。皆さん、楽しみにしていて下さい!」と語っている。
パルコ・プロデュース公演「君となら」、東京公演は8月9日~9月15日にパルコ劇場にて、大阪公演は9月17日~23日にシアタードラマシティにて、名古屋公演は9月25日~28日に名鉄ホールにてそれぞれ上演される。
《花》
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