ルネサス、28nmマイコンに内蔵するフラッシュメモリ技術を世界初開発
エンタープライズ
ハードウェア
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【CES 2014】NVIDIA、先進運転支援・車載向けモバイルプロセッサ「Tegra K1」を発表
-
【CES 2014】フォード、340万台以上に車載コネクトシステムを提供へ

ルネサスでは、微細化が比較的容易なMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)構造のフラッシュメモリを、2004年に150nmマイコンに採用し、2007年に90nm、2012年に40nmへと展開。さらに、従来の40nmプロセスから微細化を進めた28nmプロセスでの試作を進めていた。今回試作チップにより、「160MHzの高速読み出し」「20年のデータ保持時間」「25万回の書き換え回数」(データ保存用の場合)を確認したとしている。
今後は、最大容量16MB以上に対応した28nm車載用フラッシュメモリ内蔵マイコンの製品化を目指すとのこと。フラッシュメモリの大容量化・処理性能向上により、ADAS(Advanced Driving Assistant System:先進運転支援システム)分野では3次元レーダーへの対応が可能となる見込みだ。そのほか、自動車の燃費向上・低消費電力化も可能になるという。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【CES 2014】NVIDIA、先進運転支援・車載向けモバイルプロセッサ「Tegra K1」を発表
ブロードバンド -
【CES 2014】フォード、340万台以上に車載コネクトシステムを提供へ
ブロードバンド -
【CEATEC 2013 Vol.17】パイオニアが提案する次世代IVIはフロントウィンドHUD、バイオセンサー、立体音響
ブロードバンド -
日立システムズ、スマートグリッドやプラント監視に対応可能なM2Mサービスを提供開始
エンタープライズ -
車載Ethernet世界市場、2020年には約55倍に拡大
エンタープライズ -
ルネサスエレクトロニクス、ブラジルに販売サービス会社を設立
エンタープライズ -
ルネサス、機能安全に対応したEVやHVのモータ制御用マイコンをサンプル出荷
ブロードバンド -
遠隔から車載ネットワークへのアクセスが可能
ブロードバンド