通夜には、ダンカンの師匠である北野武をはじめ、たけし軍団のメンバーや松村邦洋など多くの芸人仲間たちが駆けつけ、さらに俳優の渡哲也や阪神の和田豊監督など大勢の著名人から花や弔電が届けられたという。
師匠のたけしは焼香の後、祭壇のお供え物を盗もうとし、松村は焼香の際に丁度ダンカンの息子が高校に受かったことを聞いたため、遺影に向かって合掌しながら「オメデトウ!」とまさかの“お祝い”。ダンカン自身も、通夜の挨拶ではギャグを披露。しかし仲間内にしかウケず、一般客がシーンとなってしまったが、芸人の無法松は「昨日は客が悪かったんですよ、今日はドカーン!ですよ」と珍フォロー。そして、挙句の果てには告別式の当日になべやかんから結婚式の招待状が届けられ……さすがのダンカンも「絶対に母親の遺影抱えて行ってやるー!」と恨み節をつづった。
急性の心臓病のため突然の別れとなってしまった母への悲しみを隠し、明るく報告したダンカン。「介護大ブームの現在に介護の一つもさせやがれってんだ!車椅子くらい押させてくれたっていいだろー!迷惑かけてもらいたかったよー!(くそー、涙が止まらねー)」と悔しさを漏らしつつ、「本当に『お母ちゃん ありがとうございました!』」亡き母を悼んだが、それでも最後には再び、「香典は、まだまだずーっと先まで受け付けています!友人、知人問わずお送りください。むふふ…新しい車でも買うか…オレも『同じ穴のムジナ』だなあ…許せ、お母ちゃ~ん!」と芸人らしく締めた。