山中教授ら日本のトップ研究者30人が発表……『FIRST EXPO 2014』 開催
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内閣府・総合科学技術会議(CSTP)が推進する「FIRST(最先端研究開発支援)」プログラムは、2009年度にスタートした先端的な研究開発支援プログラムだ。新たな知を創造する基礎研究から、実用化を見すえた研究開発まで、さまざまな分野や段階を対象とし、5年間で世界のトップを目指すというもので、応募件数565件のなかから今回のトップ30人(中心研究者)が選出された。予算額1,000億円は各研究課題ごとに配分され、1人の中心研究者に数十億円のプロジェクトを任せるという、非常にユニークな制度となっている。
FIRSTの中心研究者としては、iPS細胞再生医療応用プロジェクトで一躍名を馳せた山中伸弥氏(京都大学)をはじめ、原子分解能・ホログラフィー電子顕微鏡の開発を行う外村彰氏(日立製作所)、「分子追跡放射線治療装置」の開発を行う白土博樹氏(北海道大学)、グリーン・ナノエレクトロニクスのコア技術開発の横山直樹氏(産総研)などがあげられる。
この「FIRST」プログラムが今年度で終了するため、5年間にわたって各研究者が進めてきた研究開発の内容および、成果を広く発信するイベントとして開催されるのが『FIRST EXPO 2014』だ。イベントでは、30プロジェクトの各研究者による研究概要や成果のプレゼンテーションやブース展示をはじめ、有識者や著名人をゲストに迎えての特別セッション、研究担当者によるパネルディスカッションなどが行われる。
同時に、FIRSTシンポジウム“「科学技術が拓く2030年」へのシナリオ”、NEXTプログラム研究者のポスター展示・意見交流会、FIRSTの中心研究者と高校生や大学生等の若者と語り合う「FIRSTサイエンスフォーラム」など、さまざまなイベントも実施されるとのこと。
参加料は無料で、事前にサイトから参加申込を行う必要がある。
《冨岡晶》
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