ハッキングイベント全国大会、学生チームが2年連続優勝
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SECCON CTF は、一般のネットから切り離して構築した、仮想ネットワーク上のサーバへの侵入などを競う攻防戦形式で行われるハッキングコンテスト。CTF は技術交流や人材育成、安全保障のための情報収集などを目的に世界各地で開催され、最大規模の米 DEF CON CTF は20年近い歴史がある。
SECCON は、日本におけるセキュリティを担う人材の育成と交流を目的に開催され、今年で2回目を迎える。日本ネットワークセキュリティ協会が主催し、政府の情報セキュリティ政策会議の他、総務省、文部科学省、経済産業省、警察庁などが後援し、約30社のスポンサー企業には、トレンドマイクロなどのセキュリティ企業の他、NEC、富士通、KDDIなどが名を連ねた。
SECCON CTF 第2回の今回からは、社会人の参加も可能となり、NTT Com、サイバーディフェンス研究所など、名だたるセキュリティ企業の社会人チームも多数参加してそのハードルは上がった。国内各地およびオンラインで計10回の予選が行われ、全509チーム 約1,300名の中から選ばれた20チームが2日間競い合い、学生で構成されたチーム「0x0」がその頂点に立った。
《高橋 潤哉@ScanNetSecurity》
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