「急須でいれた緑茶が好きな人」は88.7% 静岡県立大調査
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同調査は、新茶の季節を迎えるにあたって、静岡県立大学茶学総合講座岩崎研究室が、20歳~69歳の男女1,000人に対して実施。「急須でいれた緑茶を好む理由」や「急須の所有率」、「急須の使用頻度」など、緑茶に関する様々なアンケートを行なった。
「急須でいれた緑茶の味わいが好きか?」という質問に、「とても好き」と答えた人は45.0%で、「好き」と回答した人を含めると88.7%という結果に。また、緑茶を飲む頻度に関しては、ほぼ毎日飲む人は約半数の49.0%で、週に1回以上飲む人も合わせると80.0%になり、普段から緑茶を好んで飲む人が多いことが分かった。
そんな緑茶の飲み方のアンケートで、「緑茶本来の味わいを楽しみたい」、「和食と一緒に味わいたい」などの理由で急須で緑茶をいれる人は全体で53.8%と最も多い結果となったが、年代別に見ると20代~30代ではペットボトルの方が多い。急須を日常的に使用している割合も、20代では36.5%、60代では78.0%と大きな差があることが分かり、若者の“急須離れ”がうかがえる。
また、急須での美味しい緑茶のいれ方は、「茶葉を蒸らしている最中に急須を回さない」、「最後の1滴まで注ぎきる」ことがポイント。急須にフタをして静かに待つ人は64.6%、最後の1滴まで注ぐ人は76.5%と、普段から美味しい緑茶のいれ方を実践している人が多いことが分かる。緑茶が、日本人の食生活に欠かせない飲み物として浸透している結果だろう。
静岡県立大学の岩崎邦彦教授は、「緑茶は日本人にとっての国民飲料だと言っても過言ではない。単な る飲み物ではなく、日本の文化、おもてなし、コミュニケーションのシンボルでもある。急須の緑茶の魅力を伝えることができれば、まだまだ需要は伸びるはず」と語る。
《渡邊晃子》
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