“集中力切れ”を解消するための「ドリンク活用術」とは
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集中力が不足しやすい時間帯はやはり昼時。とくにランチタイム後の14時~16時が53.3%と最も高くなる。そして、一度ゆるんでしまった集中力を再び取り戻すにかかる時間は「30分以内」(38%)との回答が最も多数だが、「1時間以内」(21%)、「2~3時間以内」(7.5%)、なかには「戻らないことが多い」(10%)という猛者も。また、「集中力不足」に陥りやすいのは昼時に限らず、ひとりで作業を続ける「デスクワーク中」(75%)のほか、他人が一緒に居る「社内での会議中」(30.5%)など、結局どんな状況でも陥ってしまうようだ。つまり、集中力切れが不可避であるなら、仕事を有利に進めるためには、いかに短い時間で取り戻すかがポイントとなってくるわけだ。
その手段として、スポーツ栄養アドバイザーの石川三知さんは、「ドリンク活用術」を推奨している。人間が活動するためのエネルギー源のほとんどは骨格筋に蓄えられているが、そのエネルギー源は蓄えられた部分の筋肉しか動かすことができず、また、脳には筋肉がないためエネルギーを蓄えることができないため、血液が運ぶエネルギーしか使うことができない。「そのため、頭を使いたい時は、単に糖類などのエネルギーを摂るだけではなく、それをしっかり『送ること』を考えることも不可欠。血の巡りが悪くなる水分不足は厳禁ですよ」と石川さん。
では、どんなエネルギーのドリンクを摂取すれば良いのか。まず、一般的にもよく知られているのが「糖分」。朝食を抜く人などはエネルギー不足の状態で1日がスタートしてしまい、本来のパフォーマンスを発揮できなくなる。朝、スッキリとスタートを切るためには「エネルギー源となる糖分を含んだドリンクと、タンパク質を含むチーズや卵がおすすめ。タンパク質は体温を上げる為、スタートダッシュをかけやすくなります」とのことだ。
《花》
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