格安SIMでスマホ代を節約……BIGLOBE「Wi-Fiほぼスマホ」はどこがスゴい? | RBB TODAY

格安SIMでスマホ代を節約……BIGLOBE「Wi-Fiほぼスマホ」はどこがスゴい?

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「Wi-Fiほぼスマホ」の端末、「AQUOS PHONE SH90B」
「Wi-Fiほぼスマホ」の端末、「AQUOS PHONE SH90B」 全 8 枚
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 MVNOが提供する格安SIMを使いこなせば、通信料を節約しながらスマートフォンが活用できる。手元に使いたい端末があればそのまま格安SIMを挿して使うことができるが、都合よく使いたい端末がないという人も多いだろう。今回は、そんな人に端末と回線をセットで安価に提供する、BIGLOBE「Wi-Fiほぼスマホ」の特長に注目してみたい。

■「Wi-Fiほぼスマホ」とは何か

 「Wi-Fiほぼスマホ」とは、BIGLOBEによるMVNOサービス「BIGLOBE LTE・3G」の高速データ通信に、ハイスペックAndroid端末、Wi-Fiスポットがセットになったプラン。普通にキャリアのスマートフォンを契約するよりも格安料金で使うことができる。NTTドコモの通信ネットワーク網を利用しているので、LTEは「Xi」、3Gが「FOMA」の安定したエリアサービスをプラットフォームとしていることも特長だ。

 シャープ製“AQUOS PHONE”のAndroid 4.2搭載機「SH90B」と税別933円/月(以下、全て税別)で1GBの通信量が使える「エントリープラン」をセットで選んだ場合の利用料金は2,809円/月。BIGLOBE会員の場合は2,609円/月。インターネットによるメールやWebブラウジング、アプリのダウンロードが普通のスマホと同じ感覚で利用できる。Wi-Fi専用モデルのタブレットなどと違って、Wi-Fiのない場所でもLTE/3G経由でデータ通信ができるのでビジネス用途としても活用ができそうだ。

 「Wi-Fiほぼスマホ」の月額料金には端末代金である「アシストパックB」が含まれ、24ヵ月の間にサービスを解約した場合、契約解除料を支払う必要がある。利用解除料は利用月に応じて変動し、例えば1ヵ月目の解約の場合45,024円、24ヵ月目の解約の場合1,876円となっている。なお25ヵ月目以降は「BIGLOBE LTE・3G」の月額料金のみ支払えばよい。

■端末スペックはキャリアモデルと比べても遜色なし

 「AQUOS PHONE SH90B」はAndroid端末のトレンドをしっかりと抑えた高機能が特長だ。CPUは1.7GHzのクアッドコアプロセッサー、メインメモリーは2GB。Web動画再生やゲームアプリも俊敏なレスポンスで快適に楽しめる。

 4.8インチのフルHDディスプレイは460ppiの画素密度を備え、ムービーや写真の表示がとても高精細だ。シャープ独自の「IGZO液晶」を搭載したメリットは画質の良さだけでなく、駆動時の消費電力が非常に少ない液晶パネルなので、連続駆動時間が通常のスマホよりも長く、スタミナ性能が高くなることにも表れてくる。ワイヤレス充電「Qi(チー)」に対応した本体内蔵のバッテリーは2,600mAhとなっている。

 メインカメラは1,310万画素の裏面照射型CMOSセンサーに明るいF値1.9のレンズを搭載。光学式手ブレ補正と合わせて、コンパクトデジカメ顔負けの高画質な写真や動画が撮れる。本体内蔵ストレージは32GBで、外部記録媒体としてmicroSDメモリーカードも使える。

 音楽再生はプリインされているプレーヤーアプリ「ミュージック」に搭載されている「Dolby Mobile」の機能もぜひ使いたい。普通のイヤホンとの組み合わせで臨場感のあるバーチャル5.1chサラウンドが楽しめる。イコライザー機能は7種類のプリセットに、ユーザー任意の設定を2件まで保存しておける。Bluetoothワイヤレス再生もより高音質な「aptX」対応だ。

 Wi-Fiは最新の高速無線LAN規格である「11ac(ドラフト)」に対応。ほかにも本体防水(IPX5/IPX7)、赤外線通信、ワンセグなど国内モデルのスマホに求められる機能を惜しみなく盛り込んだ。イヤホンジャック、microUSB端子はキャップレス防水で、キャップカバーを破損して防水機能を損なうおそれがないのはありがたい。
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《山本 敦》

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