加熱も水も不要の備蓄用ボンカレーセット、公共機関向けに販売開始

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2014.3.13（木）8:15

　大塚食品とバイオテックジャパンは、災害備蓄用食品「ライス72H＋ボンカレー72Hセット」を共同開発し、3月11日、全国の公共機関や各団体等へ向けて販売を開始した。

　大塚食品は、近年の防災意識の高まりを受け、緊急用カレー『ボンカレー72H』を開発。加熱・水不要で、調理の必要もなく、常温でもおいしく食べることができるという。辛さは中辛タイプのみ、常温保存で賞味期限は製造後 3年間。この緊急用カレー『ボンカレー72H』と同封されるのが、バイオテックジャパンの『ライス72H』。こちらも加熱・水不要で、開けてすぐに軟らかいご飯が食べられるとのこと。『ボンカレー72H』と同様に常温保存で賞味期限は製造後3年間。

　大規模な災害時は、発生から水道・ガス・電気などのライフラインが復旧するまでにおよそ72時間かかると言われており、大塚食品とバイオテックジャパンは、そうした非常事態に備えた食料の備蓄が重要と考え、今回の商品を開発したとしている。

《白石雄太》